チョッちゃんのモデルは誰?北山蝶子は黒柳朝で黒柳徹子の母親!

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NHK朝ドラ「チョッちゃん」古村比呂さんが演じたヒロイン北山蝶子(きたやま ちょうこ)のモデルは「徹子の部屋」などの黒柳徹子さんの母親の黒柳朝さんです。!連続テレビ小説「チョッちゃん」の北山蝶子のモデルで元ネタは誰なのか?ご紹介します。

目次

「チョッちゃん」のモデルは誰?北山蝶子は黒柳朝!

北海道滝川で生まれる

黒柳朝(くろやなぎ ちょう)さんは1910年北海道の滝川で、開業医の父親、門山周通さんと母親、三好の長女として生まれました。

門山家は代々松山藩の家臣で、祖父は東京で医学修行をし、のちに町会議員もされた人物。

黒柳朝さんの父親は次男で、現在の東北大学医学部を卒業後、北海道に渡り産婦人科を開業されました。

母親と宮城に!岩見沢の女学校から音楽学校へ

母親の三好さんが、ミッションスクールの宮城女学校に再入学するため、朝さんを連れて仙台に転居。

朝さんは仙台の小学校に入学されますが、2年後に北海道に戻ります。

1923年に北海道の岩見沢高等女学校に入学。そこで4年間寄宿舎生活を送られました。

朝ドラ「チョッちゃん」はこの女学校の寄宿舎生活からスタートしています。

そこで音楽の山田先生と出会い、音楽学校への進学を勧められます。

父親からは「音楽は趣味でやりなさい。学校は東京女子大か女教師になりなさい」と言われ反対されたものの、反対を押し切って1927年に上京し、現在の東京音楽大学の声楽科に入学。

兄が帝大の医学部に入るために東京で浪人中だったので、東京に行くことに不安はなかったようです。

大学で知り合った、天才ヴァイオリン奏者の黒柳守綱さんと出会い、ご結婚されました。

友人の医者の息子に嫁がせたかった父親には「音楽家などにやる娘はいない」と、挨拶にやってきた黒柳守綱さんの叔父さんは門前払いされたそうですが、どうにか結婚しました

結婚!そして黒柳徹子の誕生と長男の悲しすぎる死

お二人は乃木坂クラブというアパートで新婚生活を始めます。

夫は新交響楽団(NHK交響楽団の前身)の首席バイオリン奏者♪

黒柳朝さんはのちにご自身の著書で、当時のことをこのように綴っておられます。

「音楽学校を卒業することもなく、志半ばでパパと出会い、まるで人さらいにあったように結婚させられていた」

人さらいって・・・(笑)

おふたりには長女の徹子さんを始め、長男、次男、次女が誕生しましたが、次女が誕生後に長男が敗血病で亡くなりました。

エッセイでは、まだ幼くかわいい盛りだったご長男の死に夫婦でショックを受けた様子が描かれていました。

戦争がはじまり夫は出征家族で青森へ疎開

1944年に夫が中国戦線に出征し、東京大空襲を受け一家は青森に疎開します。

疎開前に北海道に旅行したとき、偶然青森に男性と知り合い、その縁がきっかけとなって、駅近くにある長屋を紹介してもらいました。

きっかけはリンゴ♪汽車に乗っていた黒柳徹子さんは、窓の外の木を見て「なんの木?」と聞きます。

農業を営んでいた沼畑さんが「リンゴの木だよ。好きかい?」と聞かれ、大好き!と徹子さんは答え、その後リンゴが届き、交流が始まったそうです。

青森で黒柳朝さんは、果物や野菜の行商で生計を立てました。

以降、仕事もなく子供もたちと一緒に生きていくために、アイデアを生かして、青森から東京に行く人たちが食事をするお店を始めて大繁盛。

しかし、無許可で営業していたことから、警察に通報され営業停止に。

困った朝さんは、行商の仕事を始めて、お金を稼ぎました。

そして、朝さんの父親が亡くなり、長い戦争の終わり、終戦を迎えます。

戦後

終戦後東京に戻ってからも、黒柳朝さんは行商をされていました。

当初は青森の人たちから注文を聞いて、東京に戻って品物を入手して、青森で品物を売る仕事をしていましたが、青森の人たちが必要な注文を聞いて仕入れていたことから、品物は飛ぶように売れ、お金を稼ぐことができ、焼け野原だった東京に、新居を建てることができました。

1949年に音信不通だった夫が、シベリア抑留から帰還し、東京交響楽団のコンサートマスターに就任。

その後も黒柳朝さんの行商は続きます。

おふたりに三男が誕生し、朝さんの母、三好さんが亡くなります。

黒柳朝さんは日本基督教団鎌倉雪の下教会員に。

1983年に夫が亡くなり、ロスで夫の追悼演奏会が行われました。

「七夕巡礼」と称してアメリカ、カナダへ講演旅行。在留
日本人、諸教会の奉仕をされています。

エッセイストに!そして最期の死因とは?

娘、黒柳徹子さんの著書「窓際のトットちゃん」がベストセラーに!

この本に出てくる朝さんが注目され、1982年「主婦と生活」で自伝エッセイ『チョッちゃんが行くわよ』が連載されました。

この自伝もベストセラーとなり、朝ドラの原作に。1993年刊行の自伝『チョッちゃん物語』はアニメ映画化にもなりました。

その後も国内外で講演活動を行い、黒柳朝さんは執筆や講演活動を続けるようになりました。

黒柳朝さんはサンフランシスコに住んでいたことがあるそうで、一人旅をしていた当時人気絶頂の三上博史さんを居候させていたことがあるそうです。

中学生のときから一人旅をしていたという三上博史さん。

共通の知人が縁で、黒柳朝さんと仲良くなったそうです。

黒柳朝さんは2006年8月、心不全により東京都内の病院にて、96歳でお亡くなりになりました。

9月に最後の著書『チョッちゃんは、もうじき100歳』が発売されています。

滝川で特別展開催!

出身地である滝川市名誉市民の黒柳朝さん。滝川市の市の花がコスモスに制定されたのは、黒柳朝さんがきっかけだったそうです。

1987年に黒柳朝さんが滝川で、里帰り講演をされたとき、幼少のころにいたるところで咲いていたコスモスの花に思いを寄せ、コスモスの花いっぱい運動を提言。

それを受け、この運動が官民一体で進められ、翌年にコスモスが市の花に制定されました。

2025年3月31日まで、滝川市立図書館で「チョッちゃん」本放送の頃の資料を特別展示!

4月1日から滝川市役所ロビーでは「チョッちゃん歌留多原画展」も開催されます。

これらの情報は、NHK連続テレビ小説「チョッちゃん」でヒロインの北山蝶子役を演じた、古村比呂さんのブログにありました。

古村比呂オフィシャルブログ

現在闘病中の古村比呂さん。再放送を楽しみにしておられます!

黒柳朝の娘は黒柳徹子!

NHK連続テレビ小説「チョッちゃん」ヒロイン、北山蝶子のモデル、黒柳朝さんの長女は「徹子の部屋」でおなじみの黒柳徹子さん!

91歳になられましたが、現在もお元気に番組を続けられていらっしゃいます!

幼少期は問題児とされ(;^^)、尋常小学校を退学させられたとか。

戦争、疎開、終戦などを経験され、1984年からはユニセフ親善大使を務めておられます。

6000人のなかからたった13人しか選ばれなかったNHK放送劇団に合格!

テレビ放送の開始からテレビ女優第1合としてデビューされました。

ラジオドラマでは、女性が子どもの声を演じる第1号に!その後主役も務めるようになります。

テレビドラマにもご出演されるようになり、テレビとラジオのレギュラーが週に10本を超えるほどに!

舞台俳優との演技力の差を感じ、NHKを退社し本格的に演技を学び始めます。

ニューヨークへ留学され、トレードマークとならタマネギヘアを考案。

日本初の女性司会者によるワイドショー「13時ショー」の司会に抜擢。のちに「徹子の部屋」になります。

ほかには『ザ・ベストテン』『世界・ふしぎ発見!』などで司会を務められ、多くの番組でMCなどを担当されてきました。

母親の黒柳朝さんについて、こうコメントされています。

生涯を通じて一度も私を叱るということのなかった母は、私が両手にいっぱい花をかかえて帰るのを、夕暮れの門口に立ち待っていてくれました。

あのころ、野山をとび歩く私の背中にはうすいきれいな羽がついていたのかもしれませんね。

それは静かな祈りの一生を送った母が、祈りの中で私につけてくれた羽のような気がします。

引用元 NHK

朝ドラ「チョッちゃん」とは?

朝ドラチョッちゃんとは

NHK連続テレビ小説「チョッちゃん」は1987年(昭和62年)4月6日から10月3日まで放送されました。

北海道・滝川の大自然で自由に育った少女が、やがて音楽の道を志し、昭和の激動期を天真爛漫に乗り越えていく。黒柳徹子さんの母の半生がモチーフ。

原作は黒柳朝さんの自伝『チョッちゃんが行くわよ』です。

全156話で、平均視聴率は38.0%(≧∇≦)

ヒロインの北山蝶子役は古村比呂さん。夫の要役を世良公則さんが演じています。

蝶子の両親役に佐藤慶さんと由紀さおりさん、ほかには川谷拓三さん、役所広司さん、杉本哲太さん、片岡鶴太郎さんなどがご出演されました。

以下の記事ではドラマの紹介をまとめてあります!

【チョッちゃん】ネタバレ原作あらすじキャスト!結婚や戦争や育児など波乱万丈な人生!

北山蝶子とは

自由奔放な性格で、東京で声楽家になることを夢見る。
音楽学校で天才バイオリニストの要と出会い結婚。2人の子どもが誕生する。
戦争が激しさを増す中、さまざまな困難を天真爛漫に乗り越え成長していく。

黒柳徹子もドラマに登場?

朝ドラ「チョッちゃん」には黒柳徹子さんも登場(≧∇≦)疎開先の青森で行商をしているおばさん役でした。

最終回に登場するようなので、どうぞお見逃しなく!

再放送情報

2025年3月24日(月)より
毎週月曜日から土曜日 午前7時15分から午前7時30分 <NHKBS・BSプレミアム4K 同時放送>

毎週日曜日 午前8時から午前9時30分 1週間分6話連続 <NHKBS>

毎週日曜日 午前10時から午前11時30分 1週間分6話連続 <BSプレミアム4K>

各話2回ずつ放送します
15分×全156回

引用元 NHK

まとめ

1987年に放送された第38作目の朝ドラ「チョッちゃん」。ヒロインの北山蝶子役を古村比呂さんが演じました。

長寿番組「徹子の部屋」でおなじみの黒柳徹子さんの母親、黒柳朝さんの自伝『チョッちゃんが行くわよ』を原作としています。

今回は黒柳朝さんについてご紹介しました。

北海道滝川市の開業医の長女として生まれた黒柳朝さん。音楽学校へ進み、バイオリニストの黒柳守綱さんとご結婚され、長女の黒柳徹子さんを始め、4人の子どもが誕生。

長男を病気で亡くしたあと、夫が出征し一家は青森に疎開。

終戦後東京に戻り、行商を続けていた1949年に夫が帰還しました。

黒柳徹子さんの自伝「窓際のトットちゃん」がベストセラーとなり、注目された朝さんも自伝を連載。

こちらもベストセラーとなり、朝ドラの原作になりました。

そんな黒柳朝さんの半生を描いた朝ドラ「チョッちゃん」。

再放送をどうぞお楽しみください♪

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