クジャクのダンス誰が見た最終回ネタバレ!春生はなぜ黙っていた?力郎の冤罪加担にモヤモヤ

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2025年3月28日放送の広瀬すずさん主演TBSの金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?(孔雀)」最終回のあらすじネタバレと感想・考察をご紹介します。春生はなぜ2階に歌を移動したのを黙ってたのか?春生のせいで力郎の冤罪が確定にモヤモヤしてしまった「クジャクのダンス誰が見た」最終回ネタバレ感想とは?

目次

クジャクのダンス誰が見た最終回あらすじネタバレ結末!赤沢京子の罪の全貌が明らかに

一連の犯行を告白した鳴川(間宮啓行)。一方、心麦(広瀬すず)、松風(松山ケンイチ)、神井(磯村勇斗)は赤沢(藤本隆宏)のGPSを追いかけて林川家に辿り着く。扉を開けた先には、刺された赤沢と包丁を手にした妻の京子(西田尚美)がいたー。ついに、心麦にとっての宿命のはじまりである東賀山事件の全貌が明らかに。

そして、心麦たちそれぞれの宿命が終わり、心麦と春生(リリー・フランキー)に愛の奇跡が訪れるー。

引用元:公式サイト

赤沢京子の自殺を止めた心麦

深い森の中を歩いている心麦。

「それでも私はたどり着きたい。あなたがそこにしまった小さな光に」

その森の奥からクジャクの泣き声が聞こえ、心麦はクジャクと向き合っています。

「私は、進む・・・」

面会室で目を開けた小麦。隣には松風の姿もあります。

視線の先に姿を現したのは、捕まった赤沢京子でした。

そしてここで、林川家で京子を見つけた小麦と松風、神井のシーンに戻ります。

京子の手には血の付いたナイフが。

「なんで・・・」と尋ねる小麦に京子は言います。

「私が死んで全部終わらせるつもりだった」

ナイフをのど元にあてようとすると、小麦は「卑怯です」と京子を止める。

「あなたですよね?私を産んだのは?そんな勝手なことしないで」

小麦のその言葉に京子は崩れ落ちるのでした。

京子の過去と林川家惨殺事件の真相

再び現在の留置所の面会室のシーン。

「教えてください何があったのか全部。私は知らないといけない。あなたの娘として」

「あのこはゴミの中で死んだ。あの日からきっと始まってしまった」

京子は幼いころ、5歳の弟を餓死にて失っていました。

そして2000年。赤沢と結婚して息子の守が誕生。

この子だけは幸せにするとと心に誓った。お金さえあればあんなことはもう起きないと。

それなのに、守を預けて働きに出ようとすると赤沢は反対。

分かってくれない夫の意に反して、幼馴染の廣島育美と会社を立ち上げることに。

そのとき助けてくれたのが林川安成だった。

安成は商品の水に自らの名前を入れることを条件に出資を約束してくれた。

それから京子と安成はお互い必要な存在となり、京子は守を連れて赤沢と別居。

近いうちに離婚して次の人生に進むつもりだった。

そんなとき、安成との子供を妊娠していることが分かる。それが心麦で京子は迷わず産むことを決意。

安成は妻と別れると言ってくれたが、一度林川家の子供として迎え入れたいと言う。

それは林川家の体裁もあるから。妻が産んだと思わせないといけない。

必ず説得して見せる。林川家に迎え入れるからと言ってくれた安成。

それからしばらくして離婚が成立したと聞かされて、安成と林川家に現れた京子。腕の中には生まれたばかりの心麦の姿も。

家に入ると、リビングでは壮絶な光景が待っていました。

それは安成の妻・里子が母親の首を絞めて殺害していたのです。

「悪いのはあんたたち。私から奪おうとしたでしょ子供・・・全部あんたのせい」

里子は子供たちもすでに殺していました。

その姿を見て呆然とする安成に里子は、襲い掛かります。

二人はもみ合いになり、抑えつけた安成はやむなく里子の首を絞めて殺害。

我に返った安成は自分の首にロープをかけようとします。

京子は必死に止めますが、安成はこんなことが世間に知れたら林川家は終わりだと言います。

「せめて林川家の名誉だけは・・・手伝ってくれ。全員殺されたことにする。そして最後に僕も死ぬ」

安成の必死の訴えにやむなく協力することにした京子。

林川家五人の遺体が螺旋階段に吊り下げられ、安成の首にロープをかけます。

安成は礼を言って階段から飛び降り、自ら命を絶ったのでした。

その光景を見て京子は号泣・・・

「みんな私の邪魔をする。この子を連れて戻れる場所なんてなかった」

赤沢は心麦を林川家に置いていってしまいました。

以下の記事では林川家のキャストをご紹介しています。

クジャクのダンス誰が見た林川家一家キャスト!子役や林川里子役など

しかしその後、赤沢から山下春生が引き取ることになったと聞かされた。

「忘れようとしたのに、こんなに近くに・・・それでもすべてを忘れようと決めて生きてきたのに、遠藤友哉さんも山下さんも東賀山の事件を・・・」

ここで松風は言います。

「遠藤力郎さんが冤罪だとわかれば、あなた方家族に最悪な事態が起きてしまう。だから隠し通さなければならなかった。それには協力者が必要だった」

その協力者とは鳴川です。鳴川のもとには神井が面会に来ていました。

娘さんのキャリアを守るために協力したなんて浅はかだと言う神井。

その頃鳴川の娘・阿南は本部から去ることになったようで部屋を片付けています。

父の映った写真たてをゴミ箱に捨てていました。

裁判で明かされた父親・春生の最期

一方、京子から話を聞いていた心麦はもういいですと話を遮り、父の最期を教えてほしいと頼みますが、時間になってしまいそれ以上は聞けずじまいに。

その後、川沿いの道にいる心麦と松風。

心麦はかつて松風がこの場所で言ってくれた言葉を思い出します。

「クジャクがダンスを踊ったかどうかを、確かめるのを手伝おう。ジャングルまでは手伝う。僕が君の目になる」

その約束を守ってくれたことを感謝する心麦。

松風は君がしつこいから、でもそれは君の強さだ。僕はドラクエみたいについて言っただけだと言う。

「あなたが自分の足でたどり着いたんだ。でもまだジャングルの入り口だ」

後日、法廷の傍聴席に座っている心麦と松風、波佐見。そこに神井も姿を見せました。

赤沢京子と鳴川の裁判で、傍聴席には息子の守の姿もあります。

鳴川は染田の殺害を指示し、阿波山夫妻の家に火をつけた罪。

京子は証言台に立ち、林川家で死のうとしたことを語りました。

ナイフで死のうとしたところに赤沢が止めに入り、もみ合った末に赤沢の腹部にナイフが刺さってしまう。

「頼むから行かないでくれ・・・守のためにも」

赤沢は京子を止めようとして腹に傷を負ってしまったと言うのが真相でした。

そして証言台の京子は続けます。

クリスイブの日。山下春生から東賀山事件のことで大事な話があると電話があった。

覚悟を決めて春生のもとに向かうと、遠藤力郎が冤罪だと言われた。

「あなたは林川安成さんと関係がありましたよね?あなたが隠したように私も隠していたことがある」

あの事件の日、別の事件で聞き込みをしていた春生は偶然近くにおり、林川家に向かった。

家の中から赤ん坊の泣き声が聞こえ、家に入ってみると林川一家の遺体を発見。

一階にいた泣き叫ぶ心麦を見つけた春生。

思わずこんな状況を見せるわけには行けないと、心麦を二階のベビーベッドに運んだのです。

その後現場に赤沢たちほかの刑事も到着し、合流した春生。

捕まった遠藤力郎は赤ちゃんは一階にいたと証言するも、実際は二階にいたため証言と食い違い疑われることに。

そして死刑判決が下った。

春生は、自分が遠藤力郎の事実を捻じ曲げた悔やんでいたと語る京子。

あの日、一通り話を終えるとこう尋ねてきたと言う。

「知っていることを教えてほしい。真実が聞きたいんだ」

京子は誰にも言わないでほしいとお願いするも、春生は受け入れてくれません。

めちゃくちゃな人生になったのは遠藤力郎。間違いを正すためにこれからの人生を使いたい。心麦に対して誇らしい父親でありたいと言う。

京子は「あなたもじゃますんでるね・・・」と言うと、春生の意識は飛んでしまいました。

お茶の中に睡眠薬を入れていたのです。

「心麦は必ずたどり着きますよ。あなたをクジャクを・・・」

それが春生の最期の言葉でした。

そして春生の家に火をつけた京子。近くに呼び出していた遠藤友哉に捜査の目が行くように仕向けていたのです。

それがすべて。ごめんなさいと必死に傍聴席の心麦に土下座する京子を見て、涙する心麦。

鳴川と娘の阿南

裁判の傍聴を終えると松風は赤沢からだと封筒を心麦に渡します。

その頃赤沢は病院のベッドにいました。

隣にいる秋貞と西陣に「自分の家のことすら知らなかったなんてみじめだ」と悔やんでいました。

一方、阿南は父・鳴川の面会に来ていました。

お前はここに来ちゃだめだと言う鳴川に、逃げるな!と言う阿南。

「言ったはず。あなたの背中を見届けると。だからあなたも覚悟をもって全うしてください。私の父であることを」

遠藤友哉が父親の力郎と再会!

心麦は一人川沿いの道で、赤沢からの封筒を開けています。

そこに入っていたのは手紙と父・春生のスマホでした。

「山下心麦様 詫びても詫びきれない罪を京子は犯しました。私たち夫婦は一生かけて償っていきます。同封した携帯は京子がずっと隠し持っていたもの。お返しいたします」

春生のスマホの待ち受けには、心麦の幼いころの入学式の写真が。

アルバムを見ると思い出の写真がたくさんありました。

最期には春生の映った動画が。それは亡くなった日の少し前のもの。

心麦は再生してみます。

すると動画の背景は、今心麦がいる川沿いの道と同じでした。

一方、その頃遠藤友哉が一人団地にいると、車から降りてきた父・力郎と神井の姿が。

力郎は遅くなったとクリスマスプレゼントのグローブを渡し、時を超えた再会を喜び合うのでした。

力郎は神井に深々とお礼を言うも、やめてよと神井が言うと幼いころのようにじゃれあいます。

そんな二人の様子を見て、友哉に笑顔が戻りました。

父親からのクリスマスプレゼント

そして動画を見ている心麦。

「この動画を見つけてしまったら見るのをやめてください。これは心麦に直接伝えるための練習だからです」

「心麦、恥ずかしいんだけど・・・感謝の言葉。プレゼントでほしいって言っていた。嫌いなピーマンを細かくおかずの中に入れてくれてありがとう」

「あと背中にクリーム塗るのできるようにストレッチしてくれてありがとう」

そんな父の言葉を涙しながら見ている心麦。

そして心麦と春生が幻の中の森の中にいる。あたりには雪がちらついています。

「心麦なんだよ。ありがとうお父さんをお父さんにしてくれて。心麦、生まれてきてくれてありがとう」

心麦の目から涙がこぼれ、二人は見つめあっています。

春生はそんな心麦の涙を手で拭ってくれ、抱きしめあう二人。

ラストシーンは松風とラーメン♪

ここで流れるadoさんのエンディングテーマ!

川沿いで涙している心麦ですが、お腹が鳴ってしまいます。

それを聞いていたのか松風が言いました。

「初めて見たよ。泣きながらお腹鳴らす人」

ミシュラン級のラーメン見つけちゃったと言い、今日ならおごってあげると言う松風。

「今日は信じられないくらい食べますよ・・・松風先生」

「どうぞ、お好きなだけ」

そして二人は並んで歩いていく。

そんなラストで締めくくられた「クジャクのダンス誰が見た」最終回でした!

クジャクのダンス誰が見た最終回感想!春生はなぜ黙っていた?力郎の冤罪が加担にモヤモヤ

親子の愛に感動

最終回は赤沢京子の罪の告白で、林川一家惨殺事件の驚きの真実、春生の死についての真相が明らかになりました。

ちなみに、赤沢京子は原作では、夫に罪を着せるために殺害しようとしていたり、もっと怖い女性で、ドラマでは少しソフトになっていた気がします。

以下の記事では、原作のネタバレをご紹介しています。

クジャクのダンス誰が見た犯人がネタバレ原作から判明!鳴川か赤沢京子?

そして後半では、力郎と遠藤友哉の親子の再会、そして心麦と春生の血のつながりはないのに、そんなの全く関係ない、親子愛を感じることができるラストに感動した!と多くの反響が

春生はなぜ2階に歌を移動したのを黙ってた?

一方で、最終回ではこんな声が。

力郎さんが1階に歌ちゃんがいたと証言していて、そのことで信じてもらえなくなった取り調べを見ていたのに、自分が2階に連れていかなかったのはなぜなのか?疑問の声が挙がっていました。

春生のせいで力郎の冤罪が確定にモヤモヤ

春生が正直に2階に連れて行ったことを言っていたら、もしかしたら力郎の冤罪は防げたかもしれない?と思うと、モヤモヤしてしまうラストでした。

春生が2階に連れて行ったことを言わなかったのは、やってはいけないことをしてしまったことを言えなかったのだと思いますが、そのせいで死刑判決が出てしまったかもしれないと思うと、更にモヤモヤでした。

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