横浜流星さん主演の2025年NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」2月2日放送の5話で唐丸(からまる)に過去があることがわかり退場?再登場のネタバレは?「べらぼう」の唐丸(からまる)の過去や再登場はあるのか?今後どうなるのか?ネタバレを紹介します。今後の重要なネタバレを含むので閲覧注意です。
べらぼう唐丸(からまる)とは?将来は絵師?
大河ドラマ「べらぼう」とは?
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」は吉原の貸本屋から「江戸のメディア王」となった実在の人物・「蔦重(つたじゅう)」こと蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)の波瀾万丈な生涯を描く物語です。
蔦屋重三郎と皆さんにおなじみの「TSUTAYA」の関係については、以下の記事でご紹介しています。
tsutayaと蔦屋重三郎の関係とは?蔦屋書店の社名の由来についても
18世紀半ば、人口は100万を超え、天下泰平の中、世界有数の大都市へと発展した江戸。蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)は、江戸郊外の吉原の貧しい庶民の子に生まれ、幼くして両親と生き別れ、引手茶屋の養子となる。
血のつながりをこえた人のつながりの中で育まれた蔦重は、貸本屋から身を興して、その後、書籍の編集・出版業をはじめる。
折しも、時の権力者・田沼意次(渡辺 謙)が創り出した自由な空気の中、江戸文化が花開き、平賀源内(安田 顕)など多彩な文人が輩出。蔦重は、朋誠堂喜三二などの文化人たちと交流を重ね、「黄表紙本」という挿絵をふんだんにつかった書籍でヒット作を次々と連発。33歳で商業の中心地・日本橋に店を構えることになり、“江戸の出版王”へと成り上がっていく。
蔦重が見いだした才能は、喜多川歌麿(染谷将太)、山東京伝、葛飾北斎、曲亭馬琴、十返舎一九といった若き個性豊かな才能たち。その多くは、のちの巨匠となり日本文化の礎となっていく。
しかし時世は移り変わり、田沼意次は失脚。代わりに台頭した松平定信による寛政の改革では、蔦重の自由さと政治風刺は問題になり、財産の半分を没収される処罰を受ける。周囲では江戸追放や死に追いやられるものもあらわれる…。蔦重は、その後も幕府からの執ような弾圧を受け続けるが、反権力を貫き通し、筆の力で戦い続ける。そんな中、蔦重の体を病魔が襲う…。
命の限りが迫る中、蔦重は決して奪われない壮大なエンターテインメント「写楽」を仕掛けるのだった…。
引用元:NHKサイト
まだ若き蔦重は、家業の茶屋の仕事をしながら貸本屋を営み、吉原細見(よしわらさいけん)と呼ばれる吉原のガイドブックを作るなど吉原を盛り上げようと奮闘していく姿が描かれていますね。
唐丸(からまる)とは?将来は絵師?
そして2月2日放送の第5話では新たな事態が発生するようです。
蔦重(横浜流星)は鱗形屋(片岡愛之助)のもとで働き、のれん分けで本屋になる道を選択しようとしていた。そんな中、唐丸(渡邉斗翔)はある男にしつこく脅されていた…。
引用元:公式サイト
#大河べらぼう 次回は…
2月2日(日)
第5回「蔦(つた)に唐丸因果の蔓(つる)」蔦重(#横浜流星)は鱗形屋(#片岡愛之助)のもとで働き、暖れん分けで本屋になる道を選択しようとしていた。そんな中、唐丸(#渡邉斗翔)はある男にしつこく脅されていた 。https://t.co/T0tCZZLlUP#大河べらぼう pic.twitter.com/iCm1VePB1t
— 大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」日曜夜8時 (@berabou_nhk) January 26, 2025
蔦重と一緒に暮らし、貸本屋の仕事を手伝っている唐丸(からまる)という少年が何やら男に脅されてしまう・・・
ここで気になる唐丸についてもう少しご紹介します!!
第1話で江戸で起こった明和の大火にて、蔦重が助け出した少年が唐丸です。
彼は何故か記憶を失っていて、蔦重は自らの幼少期の名前・珂理(からまる)から、唐丸と彼に名付けることに。
そして一緒に暮らし始め家業の貸本屋を手伝わせることにしたのです。
吉原遊郭を出入りして蔦重の片腕のような存在になっていく唐丸。
唐丸役を演じている子役キャストの渡邉斗翔くんについては、以下の記事でご紹介しています。
そんな彼の才能が第4話にて明かされました。
「雛形若菜(ひながたわかな)」と呼ばれる、女郎の錦絵の下絵を描いてもらったのですが、なんと猫が花瓶を倒して下絵が台無しになってしまい呆然とする蔦重に唐丸は言います。
「蔦重、試しにおいらに直させてもらってもいい?」
そして唐丸は見事にその下絵を復元して見せました。
自分でも何でこんな絵がかけたのか分からない唐丸ですが、蔦重は言います。
「おまえはとんでもねえ絵師になる! 間違いなくな。おれが当代一の絵師にしてやる!」
大河ドラマ
「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」 第4回
よりまさかの唐丸才能発揮のシーン‼︎
ここからどうなのか…
是非、今日の13時05分からの再放送をもう一度😊#大河ドラマ#大河べらぼう#唐丸#第4回 pic.twitter.com/6ZEbExqMZt
— 渡邉斗翔 (@towa_12_11) February 1, 2025
そんな唐丸の未来あふれる今後に期待したい第4話でしたが、第5話では一転して不穏な展開が待ち受けているようなのです!!
以降で、気になる唐丸のその後についてネタバレ紹介します。
知りたくない方は閲覧ご注意くださいね。
べらぼう5話のネタバレ!唐丸(からまる)が過去で退場に追い込まれる!?
以降では、5話の唐丸(からまる)の衝撃のネタバレをご紹介します。
顔に傷のある浪人が唐丸の過去で恐喝!?
ある日、唐丸は顔に向こう傷のある浪人に出会います。唐丸のよからぬ過去を知る浪人はそれをネタに恐喝するのでした。
後日、その顔に傷のある浪人が「蔦屋」にやってきます。蔦重が接客をしようとすると、あわてて唐丸が割って入り、自然な形で浪人を連れ出しました。
浪人は店には来ないと言う約束を無視して唐丸に金の無心に来ていたのでした。
蔦重が唐丸の様子を気にかけるのでした。
そして後日、蔦屋では次郎兵衛が銭箱から金の袋を取り出して首をひねっていました。唐丸はその姿をドキドキしながらチラ見。
そんな時、再び、顔に傷のある浪人がやってきて、博打ですってしまったと、金をよこせと強請ってきます。
いい加減にしないと奉行所に言うと反抗する唐丸に「過去の唐丸がしたことを暴露する」と脅し、何も言えなくなる唐丸でした。
一体どんな過去が唐丸にあるのでしょうか?
唐丸が消えた!死亡?まさかの退場
ある夜、唐丸を心配した蔦重が「困ったことがあるなら力になる」と声を掛けます
唐丸は涙ぐんで「悩み事などない」と返し布団をかぶるのでした。
翌朝、唐丸は世話になった蔦重に世話になったと小声で礼をつぶやくと、店の銭箱と共に姿を消してしまいました。
蔦重が必死に探し出す中、唐丸は顔に傷がある浪人と橋の上でもめていました。
浪人は過去のとある秘密で唐丸を脅して金を盗ませていたのです。
そして、唐丸は冬の川に浪人と共に落ちてしまい行方知れずに。
周囲では唐丸が悪党の手先だったと噂になってしまい、唐丸はもう死んでしまったのかもと諦めモードになる蔦重。
しかし、いつか戻ってきたら自分が絵師として売り出してやるんだと空想を語るのでした。
という内容が第5話で描かれることが分かっています。
そう、唐丸は第5話で退場してしまうんですね・・・
唐丸(からまる)の過去と再登場のネタバレはどうなる?退場で今後は?
唐丸(唐丸)は退場?過去のネタバレは?
唐丸は死亡してしまったのでしょうか?このまま退場?
川に落ちてしまい行方知れずになってしまうようで、もしかしたら死んでしまう可能性も?
しかし、唐丸が絵が上手という伏線を貼っているので、このまま退場は無いと思います。
おそらく後に蔦重がプロデュースする絵師として再登場することは間違いなし!
ただ、唐丸の過去が何なのか?気になるところですよね。浪人が執拗に唐丸を追いつめた過去。
現在、16話までのあらすじが判明しているのですが、そこまでのあらすじでは、唐丸の過去については、わかっていません。
過去について、何かわかりましたら情報更新します!
再登場のネタバレはどうなる?今後は驚きの人物に!
ちなみに蔦重が手掛けた絵師で有名な人物としては、葛飾北斎、東洲斎写楽などが知られていますが、唐丸は喜多川歌麿として再登場するらしいです。
実は、べらぼうの関連本で唐丸の正体がすでに明かされています。
現在、16話までのあらすじが分かっていますが、まだ喜多川歌麿は登場していません。
ちなみに演じるのは染谷将太さんです。
子役の唐丸は渡邉斗翔 (わたなべ・とわ)くんが演じていましたが、成長して染谷将太さんに交代となるのだと思います。
史実では、1781年(天明元年)に蔦重は喜多川歌麿が挿絵を描いた「身貌大通神略縁起(みなりだいつうじんりゃくえん)」を刊行することが分かっています。
16話時点で1780年(安永9年)が描かれているので、おそらく唐丸こと喜多川歌麿は17話から18話あたりで再登場?と個人的には予想。
それでは以降で、気になる喜多川歌麿についての史実をご紹介します!
唐丸(からまる)のその後・喜多川歌麿とは美人画で大成した絵師
2025年のNHK大河ドラマの主人公が江戸の版元・蔦屋重三郎に決定ということで、蔦重と最も親しかった浮世絵師・喜多川歌麿の浮世絵「富本豊ひな」をご紹介。絵の中に蔦の葉のマークがありますが、これは蔦重が刊行したことを明らかにする版元印です。ぜひ他の浮世絵でも探してみて下さい。#べらぼう pic.twitter.com/Y4ng22eFK0
— 太田記念美術館 Ota Memorial Museum of Art (@ukiyoeota) April 27, 2023
喜多川歌麿に関しては、その出自があまりはっきりしていないようです。
一説には宝暦3(1753)年生まれで、出身地も江戸、埼玉川越、京都など様々な説があるそう。
蔦重が1750年生まれなので、この説によると喜多川歌麿は蔦重の3つ年下という事になります。
そのため「べらぼう」では、もう少し年が離れた設定で描くことになるのだと思われますね。
幼いころから絵師・鳥山石燕(とりやませきえん)に師事して絵の修行をしていた歌麿。
そして18歳ごろに、北川豊章の画号で浮世絵師としてデビュー。
その頃、蔦重は狂歌師と浮世絵師と交流を続けており、狂歌絵本を仕掛けることにしました。
狂歌とは、洒落や風刺を利かせた短歌のことをいいます。
この企画で、蔦重はまだ無名だった新人絵師の北川豊章を大抜擢。
やがて、蔦重は喜多川歌麿に改名させて、自らの店・耕書堂に歌麿を住まわせることにしました。
そして二人はタッグを組み「画本虫撰(がほんむしえらび)」など7作続けて狂歌絵本を出版。
その後、30代までは独自の画法や構図を胸に温めてきた歌麿。
40代を迎えて一気にその才能が開花していくことになります!
狂歌絵本で得た人気と、蔦重の引き立てもあって、かつては先達の真似でしかないと酷評された美人画において数々の実験的な作品を発表していくのです。
「婦女人相十品」のポッピンを吹く娘なんかが一番有名かもしれません。
大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」で蔦屋重三郎が主人公として放送されることを機に、蔦屋重三郎がプロデュースした喜多川歌麿の「ポッピンを吹く女」をガラス絵にデザインした『ポッピン缶』を2025年1月11日(土)からSHIBUYA TSUTAYA 1F SHIBUYA IP… pic.twitter.com/R7p3GBQ3V5
— 青山デカーボ【公式】 (@aoyama_decarbo) January 6, 2025
美人画で大成した喜多川歌麿ですが、世は田沼意次の時代から松平定信に代わり、浮世絵は風紀を乱すものとして弾圧されることに。
しかしその状況にも負けず、美人画や歴史画を書いていく歌麿。
52歳になったころに、豊臣秀吉の栄華を描いた「絵本太閤記」で重い処罰を受けたこともありました。
その後は心身ともに衰弱してしまい、1806年(文化3年)54歳で亡くなったとされています。
まとめ
今回は「べらぼう」の唐丸についてご紹介しました。
第1話から登場している記憶を失った少年・唐丸は5話で一度退場となります。
しかし、後々染谷将太さん演じる喜多川歌麿となって再登場することが分かっています。
おそらく17話以降となるため、5月から6月頃になると思われます。是非皆さんご期待ください!
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