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蔦屋重三郎と田沼意次の関係は接点は?べらぼうは史実と違う?

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横浜流星さん主演の2025年NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」で主人公の蔦重こと蔦谷重三郎が接点を持つ田沼意次を演じるのは渡辺謙さんです。蔦屋重三郎と田沼意次の関係とは?本当に接点はあったのか?史実とは違うのか?ご紹介していきます。

目次

べらぼうで田沼意次の革新的な政策が描かれる

大河ドラマ「べらぼう」とは?蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯を描く

まずは、大河ドラマ「べらぼう」についてご紹介します。

主人公は横浜流星さん演じる蔦重(つたじゅう)こと蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)。

江戸時代中期に吉原の貸本屋から「江戸のメディア王」となった蔦重の物語です。喜多川歌麿や葛飾北斎といった数々の浮世絵師・作家の才能を見出し、世に送り出した人物として知られています。

以下の記事では気になる「蔦屋書店」との関係についてご紹介しています。

tsutayaと蔦屋重三郎の関係とは?蔦屋書店の社名の由来についても

そんな蔦屋重三郎が、幕府の権力者や時代の波に翻弄されながら突き進んでいく姿が描かれます。

田沼意次とは?

江戸中期とえいば、田沼意次の時代と言えます。「べらぼう」は蔦屋重三郎の奔走とともに田沼意次の改革が描かれます。

そんな田沼意次についてまずはご紹介していきます。

幕府“新時代”を目指す改革者にして、“絶対的権力者”
自らの才能と実行力で、足軽出身の出自から遠江相良藩(いまの静岡県牧之原市)の五万七千石の大名に昇りつめた人物。米による幕府の財政運営に限界をおぼえ、金を動かしてこそ“経済がまわる”商業重視の政策に方針を大転換。商人を中心に江戸は好景気に沸く。
また印旛沼の干拓、蝦夷地の開発、優秀な人材を幕政に積極的に登用し、“新しい日本”を創り始める。

引用元:公式サイト

徳川家治が10代将軍に就任すると、老中に出世した田沼意次。

革新的な政策で幕政を牽引していきます。前半のもう一人の主人公のような存在だと思われる田沼意次。

そんな田沼意次ですが「べらぼう」で蔦屋重三郎と対面。なんとアドバイスをする?!が展開に。以降でそのネタバレをご紹介します。

田沼意次が蔦屋重三郎にアドバイス!?べらぼうのネタバレとは?

蔦屋重三郎が田沼意次に強引に会いに行く!

1月5日放送の「べらぼう」の初回1話では、なんと田沼意次と蔦屋重三郎が対面する驚きの展開を迎えます。

まずは、以下1話「ありがた山の寒がらす」のあらすじです。

吉原の場末である河岸見世を訪れた蔦重が女郎たちの惨状を目の当たりにして思い悩むなか、吉原で付け火の事件が起こる。

江戸三大大火のひとつといわれる「明和の⼤⽕」(1772年)から1年半、蔦重こと蔦屋重三郎 (横浜流星)は、茶屋で働く傍ら貸本業を営んでいた。ある日、幼なじみで吉原の老舗女郎屋「松葉屋」の花魁・花の井(小芝風花)から、元・松葉屋の女郎である朝顔(愛希れいか)に届けものを託される。

しかし、蔦重が浄念河岸の女郎屋「二文字屋」を訪れると、そこにはひどく衰弱した朝顔の姿があった。吉原の場末である河岸見世の女郎たちの酷い惨状をみて、思い悩む蔦重。そんななか、吉原で付け火の事件が起きて周囲は騒然となり・・・。

引用元:引用サイト

幼馴染の花の井については、以下の記事でご紹介しています。

べらぼう花の井【五代目瀬川】のモデルは実在の花魁?蔦屋重三郎との関係は?

そして1話に登場する朝顔についても、以下の記事でご紹介しています。

べらぼう朝顔のモデルは実在の女郎?死亡の壮絶な状況は実話?

江戸三大大火のひとつといわれる「明和の⼤⽕」のシーンからスタートする「べらぼう」。

物語の後半では、蔦重が田沼意次と対面するシーンが描かれます。

蔦屋重三郎は、生まれ育った吉原で貧しい境遇の河岸女郎の窮状をなんとかしようと決意していました。

しかし吉原の女郎屋の主人たちに訴えても話を聞いてもらえず、つまみだされます。

仕方なく、蔦重は奉行所に訴えることで、河岸女郎の状況が改善されると考えます。

しかし、何者でもない蔦重は門前払いされてしまいます。すると偶然出会った炭売りの男に老中の田沼意次ならば話を聞いてもらえるのでは?と言われます。

その後、蔦重はうまく田沼の屋敷に潜り込みます。

そして田沼意次と直接話をする機会を得た蔦重は、現在の吉原の問題点や河岸女郎の窮状について訴えます。

田沼意次がアドバイスに蔦重が大きな影響?

しかし意次は吉原を救うためだけに国益を逃すわけにはいかないと答えます。

蔦重の訴えを聞くと、その分の商いの機会が減って、国益が減ってしまうからでした。

世の中に金がまわる仕組みが重要だと考える意次は宿場が繁栄して商売の機会が増えれが、莫大な国益を産むと持論を展開。

そして「女郎部屋の主人たちに不当な高い取り分を是正したり、吉原に人を呼ぶための工夫をしたりするほうが先では」と指摘。

この指摘の「人を呼ぶ工夫」と言う言葉を聞いて、目からうろこが落ちた蔦重。

この言葉をきっかけに、新しいアイデアを思いついたのでした。

こうして田沼意次の言葉から大きな影響を受けた蔦重でした。

蔦屋重三郎と田沼意次の関係は接点は?べらぼうは史実と違う?

そのように初回1話で対面した蔦屋重三郎と田沼意次。

2人が会ったのは、アドバイスをもらったという接点は実話なのでしょうか?

実は「べらぼう」の時代考証担当の山村竜也さんが、2人が実際に出会ったという史実はないと取材で話しています。

2人の関係、接点は実際にはないんです。

2人が出会ったというのは、脚本家の森下佳子さんのオリジナルです。

ただ、もちろん2人を取り舞く史実はしっかりと描かれているので、無理なく2人が出会って接点を持ったシーンが入ってくるとのこと。

そもそも蔦重に関する史料が少なく、よくわからない部分も多かったと森下佳子さんが語っていました。

なので、蔦重研究の第一人者である鈴木俊幸さん、時代考証の山村竜也さんからの教えていただいたことを参考にしつつ、執筆したそうです。

例えば、蔦重の妻については、名前や結婚した時期など詳しいことはわかっていないそうです。

以下の記事で妻についてご紹介しています。

蔦屋重三郎の妻「てい」は史実と違う?子供についても

個人的には、田沼意次と蔦重の対面のシーンが、どのように描かれるのか?楽しみです。

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