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ちゅらさん島田さん役は北村和夫!人気俳優の父親だった!

国仲涼子さん主演のNHK朝ドラ「ちゅらさん」でヒロインの恵理が東京で暮らす一風館の住人・島田さん役の俳優は北村和夫さんです。「ちゅらさん」で島田大心役のキャストのプロフィールや現在などご紹介!あの人気俳優の父親だった!

目次

ちゅらさん島田さん役は誰?北村和夫はあの人気俳優の父親だった!

ヒロインのエリーこと恵理が東京で暮らす一風館には、個性的な住人たちがいます。

一風館の管理人役は丹阿弥谷津子さんについては、以下の記事でご紹介しています。

ちゅらさん一風館の管理人役は丹阿弥谷津子!大家さん役の現在とは?

そして今回は、謎の男性・島田さんこと島田大心役のキャスト俳優の北村和夫さんについてご紹介します。

プロフィール

北村 和夫(きたむら かずお)

1927年3月11日、東京都小石川生まれ。

引用元:公式サイト

文学座所属の俳優として活躍していた北村和夫さん。

早稲田大学在学中に、文学座の二期生として入所し、演劇活動をスタートさせました。

1951年に「崑崙山の人々」で初舞台を踏み、その後は「女の一生」や「欲望という名の電車」、「華岡青洲の妻」、「怪談牡丹燈籠」、「阿Q外伝」など数多くの舞台作に出演!文学座の看板俳優として大活躍しました。

さらに、「花咲くチェリー」では主人公・チェリー役がハマり役となり、2004年まで上演回数はなんと400回を記録しました!

1989年にはその活躍が評価され、『紫綬褒章』が授与されました!

他にも、『毎日芸術賞』や『読売演劇大賞優秀男優賞』、『勲四等旭日小綬章』、『紀伊国屋演劇賞個人賞』など歴史のある賞を多数受賞しています!

また、ドラマや映画など映像作品にも積極的に参加していて、映画では大学時代からの友人である今村昌平監督の常連として活躍!「にっぽん昆虫記」や「赤い殺意」、「“エロ事師たち”人類学入門」、「神々の深き欲望」、「黒い雨」など多くの作品に出演しています。

1997年には、新劇俳優の演技向上を図ることを目的とした『日本新劇俳優協会』の会長に就任され、日本が認める名俳優として名を残しました。

さらに、アニメや海外作品の吹き替えなどをする声優としても活躍!

人形劇「ひょっこりひょうたん島」や、洋画「戦場のピアニスト」、「ナイル殺人事件」、海外ドラマ「奥様は魔女」、「刑事コロンボ」シリーズに声優として参加したほか、50年代〜60年代に活躍したメキシコ系アメリカ人俳優・アンソニー・クインの出演作品で吹き替えを担当していました。

多方面で活躍した北村和夫さんですが2007年、80歳の時に肺炎のためこの世を去りました。

人気俳優の父親だった!

しかし、そんな名俳優の血を受け継ぎ、俳優として大活躍しているのが息子の北村有起哉さん!

1970年に長女の北村由里さんが誕生し、4年後に長男の有起哉さんが誕生しました。二人とも俳優として活動していて、とくに息子の有起哉さんは「西郷どん」や「エール」、「たそがれ優作」など話題作に出演する人気俳優です(≧∀≦)

顔を比べてみるとそっくりですよね〜!和夫さんの演技を知る人たちからは声もそっくりと話題になっています♪

以下では、北村和夫さんの出演作品についてご紹介します。

出演作品

以下の一覧は2000年以降の出演作品です。

【ドラマ】

大河ドラマ

・葵 徳川三代(2000年) – 前田利家

・武蔵 MUSASHI(2003年) – 徳川家康

・功名が辻(2006年) – 老商人

京都迷宮案内 第2シリーズ 第1話「涙の絶唱!! 亡き美女を恋うる歌」(2000年)

ちゅらさん(2001年 – 2007年) – 島田大心

開幕ベルは華やかに(2002年) – 中村勘十郎

ハルとナツ 届かなかった手紙(2005年) – 中内金太

河井継之助 駆け抜けた蒼龍(2005年) – 河井代右衛門

堀部安兵衛(2007年) – 北島雪山

【映画】

日本の黒い夏─冤罪(2001年) – 永田威雄

極道の妻たち 地獄の道連れ(2001年) – 三崎亀蔵

赤い橋の下のぬるい水(2001年) – タロウ

SHINOBI(2005年) – 徳川家康

女はバス停で服を着替えた(2003年)

変身(2005年)

ストーンエイジ(2006年)

不撓不屈(2006年) – 植木住職

日本沈没(2006年) – 法務大臣

北辰斜にさすところ(2007年) – 海路政夫

Beauty うつくしいもの(2008年) – 伊那路村長 ※遺作

1950年代から数多くの作品に出演した北村さん。

2000年代までに出演した作品は、200本近くに達しています!

80年代には、薬師丸ひろ子さん主演の「セーラー服と機関銃」や、テレビドラマ史上最高視聴率を叩き出した朝ドラ「おしん」にも出演していました!

2003年には、大河ドラマ「武蔵MUSASHI」に出演。天下人である徳川家康を演じました!

2005年には、森光子さん主演のドラマ「ハルとナツ 届かなかった手紙」に出演し、野際陽子さん演じるナツの幼馴染でシラカバ乳業の会長・中内金太を演じました。

この作品には当時まだ子役だった志田未来さんや、駆け出し中の米倉涼子さん、今井翼さんなども出演していました。

2006年には、仲間由紀恵さんと上川隆也さんがW主演を務めた「功名が辻」に出演し、駿馬を連れて町にやってきた商人で、上川さん演じる一豊に馬を買わせる老商人を演じました。

同年公開の草彅剛さん主演映画「日本沈没」では、法務大臣役で出演!

小澤征悦さん主演のドラマ「堀部安兵衛」では、主人公・安兵衛が出会う書家・北島雪山を演じました。

そして2008年公開の映画「Beauty うつくしいもの」は、北村和夫さんの遺作となりました。

主演は片岡孝太郎さんで、北村さんは物語の舞台となる伊那路村の村長を演じました。

ちゅらさんの島田さんとは?悲しい過去とは?

北村和夫さんが「ちゅらさん」で演じたのは、島田大心(しまだだいしん)です。

上京した恵里が暮らすことになる『一風館』の住人で、清掃員として働く人物。

実は元外科医で、病気の妻の手術に執刀した際、救うことができなかったショックで医師を辞職したという過去を持っています。これがきっかけで部屋に引きこもり、他の住人と全く交流せず孤独な頑固者となっていました。

あることをきっかけに恵里と話すようになり、徐々に心を開いていくようになるという役どころです!

以下は、そんな「ちゅらさん」に登場するキャスト陣です。

ちゅらさんのキャスト

引用元:公式サイト

古波蔵恵里(こはぐらえり):国仲涼子

明るくやさしい性格。故郷を飛び出し、東京で看護師を目指す。

古波蔵恵文(こはぐらけんぶん):堺正章

恵里の父。サトウキビ栽培のかたわら民宿「こはぐら荘」を経営する。

古波蔵勝子(こはぐらかつこ):田中好子

恵里の母。涙もろくお人よし。那覇に出てからは市場で働き家計を支える。

古波蔵ハナ(こはぐらはな):平良とみ

恵里の祖母で沖縄の「おばぁ」の代表格。古波蔵家の精神的支柱。

古波蔵恵尚(こはぐらけいしょう):ゴリ(ガレッジセール)

恵里の兄。「ゴーヤーマン」の製品化を思いつく。

古波蔵恵達(こはぐらけいたつ):山田孝之

恵里の弟。兄弟の中でもっとも勉強ができたが、ロックの道にめざめてしまう。

桐野みづえ(きりのみづえ):丹阿弥谷津子

東京のアパート「一風館」の管理人。恵里にとって、東京の「おばぁ」。

池端容子(いけばたようこ):余貴美子

「一風館」の住人で旅行代理店に勤めるキャリアウーマン。

柴田幸造(しばたこうぞう):村田雄造

「一風館」の住人で北海道の牧場主の息子。恵里が気になっている。

城ノ内真理亜(じょうのうちまりあ):菅野美穂

東京のアパート「一風館」の住人でメルヘン作家。ズケズケと物を言う性格。

下柳聡子(しもやなぎさとこ):戸田恵子

恵里が勤める東京の病院の看護師長。

神田秀美(かんだひでみ):清水ミチコ

下柳の後任の看護師長。

兼城昌秀(かねしろまさひで):藤木勇人

東京にある沖縄料理屋「ゆがふ」の店長。

まとめ

今回は再放送中の朝ドラ「ちゅらさん」で島田を演じる北村和夫さんについてご紹介しました。

50年代から俳優として活動し、文学座の舞台には数多く出演!看板俳優として活躍しました。

また、映画「セーラー服と機関銃」や朝ドラ「おしん」、大河ドラマ「功名が辻」、「武蔵」などの人気作にも出演!

息子である北村有起哉さんは、現在人気俳優としてさまざまな作品に出演しています♪

残念ながら2007年にご逝去されてしまいましたが、同年に放送された「ちゅらさん」パート4にも出演していました。

「ちゅらさん」では、自ら執刀した手術で妻を亡くしてしまい塞ぎ込む元医師の住人・島田を演じています!ぜひ注目してみてください!

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