2025年2月2日放送松坂桃李さん主演のTBS日曜劇場「御上先生(みかみせんせい)」3話のあらすじネタバレと考察をご紹介します。
兄の死の理由や槇野との関係など「御上先生(三上先生)」3話のネタバレ考察とは?
御上先生3話あらすじネタバレ!謎の人物の正体は兄で自殺していた!
犯人の真山弓弦のキャストが堀田由さんだと言う驚きのサプライズがあった「御上先生」2話。以下の記事では、2話のあらすじや考察をまとめています。
そして以降では、御上先生の3話をご紹介します。
殺人犯・真山弓弦(堀田真由)に面会した御上(松坂桃李)は、事件がこの世に及ぼした影響について語る。御上はなぜ真山のもとを訪れたのか。
一方で、神崎(奥平大兼)は自分が書いた記事の真実を知るために冴島(常盤貴子)に食い下がるのだが・・・。
御上の存在が3年2組を徐々に突き動かしていくのだが、反発も当然生まれていく。対して御上はどのように生徒を導いていくのだろうか。
そして、ついに御上の過去が明かされる――、御上の前に度々現れる謎の青年の正体とは。
引用元:公式サイト
御上先生 Episode 3 – beginning – 予告編🏫
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殺人事件の真山弓弦の行動
国家公務員試験の日。会場で弓弦(堀田真由)は渋谷(沢村玲)にぶつかり狙いを定めていました。
拘置所で御上(松坂桃李)は弓弦に語ります。
「あの日、君は自作の爆弾を使い自爆テロを企てたが不発に終わった。そこで狙いを定めた渋谷友介くんが立ち上がった瞬間に背後に近づきその背中を刺した」
ナイフはろっ骨をすり抜けて心臓に到達。渋谷は数分後に絶命。
御上は、君がやったことに何の意味もないとは言わないが、社会は大きく変わってないが、弓弦のファンクラブが一部でできていると語ります。
過去にテロが起きても世界は一ミリも変わっていない。そんな中人を殺したくらいで社会が変えられるわけないだろう。
それを聞いた弓弦は、そんな奴らと一緒にするなと怒りを示し、席を立とうとしました。
すると御上は「僕は君を裁くために来たわけじゃない。君が孤独だったことを知っている」と返します。
涙を流しながら「帰れ」という弓弦に御上は続ける。
「忘れられないはずだ。自分が殺した人の顔が・・・また来る」
御上が去っていくと、彼の言葉がショックだったのか弓弦は大声をあげて泣き叫ぶのでした。
冴島先生と対峙する神崎
御上不在の3年2組では、副担任の是枝(吉岡里帆)がホームルーム中。
生徒たちから、御上のやっていることで集中力が乱されると不満の声があがっています。
そんな状況で是枝は、御上にしっかりと伝えるとその場を収めました。
ホームルームには神崎(奥平大兼)の姿はなく、コンビニで働く冴島(常盤貴子)に再び会いに来て、弓弦と冴島が親子であること、隣徳学園で働いていたことがばれたことを伝えていました。
その後、冴島は自宅に神崎を招き入れ、話をすることに。
不倫相手の先生は隣徳で働き続けているが、冴島は関連塾への出向を断った理由を尋ねる神崎。
冴島は隣徳とは縁を切るべきだと思ったと答えます。
もう調べることは辞めた方がいい、あなたの人生は長いんだからと冴島は言うも、だからこそちゃんと考えなきゃいけないと返す神崎。
「不倫はあなたが望んでやったことですか?何か理由があったんじゃないですか」
「夫に暴力を振るわれ行き場がなかった。それだけの話」
嘘だと言うも、間違ってないから訂正する必要もないと冴島は言い、神崎に帰るように促すのでした。
次の犠牲者は神崎?
職員室に戻った御上は、溝端(迫田孝也)から神崎が古代理事長(北村一輝)に詰め寄ったのち姿を消したことを責められます。あなたが焚きつけたのではないかと。
そして是枝は生徒からの声があがっていることを御上に伝えますが、あの事件をうやむやにする方が危険だと言う。
命にかかわることだから。神崎が次の犠牲になるかもしれないから、そのままに出来ないと言われ是枝も納得。
「自分が何にあがいているか。質問も答えも彼の中にしかない」
そう言って神崎のことを思いやる御上と是枝。
文科省では、神崎が冴島の家をかぎまわっている写真が雑誌記者から送られてきて、槙野(岡田将生)が上司の塚田(及川光博)に相談しています。
神崎の父が政治記者なのでこれが世に出たら厄介。
だから記事は止めておこうと塚田に言う槙野。
帰国子女の倉吉
3年2組に神崎が入ってきますが、生徒たちから何かいう事が無いのかと問い詰められます。
するとそこに御上と是枝もやってきて、代表して倉吉(影山優佳)が聞くことに。
「ハゲワシの正体を見極めるために理事長に何を聞いてどう答えたの?」
「冴島先生がなんで辞めさせられたのか聞いたら、自分で辞めたって言っていた。でもそれが疑わしいから調べている途中」
倉吉は、自分も冴島先生だけが辞めさせられたのは疑問に思っているから、神崎を信じて待つと言いました。
その後ほかの生徒からの声は上がらず、授業は御上によって行われることに。
その様子を教室の外から見て、是枝は何か悩んでいる様子を見せながら、去っていきました。
授業が終わると櫻井(永瀬莉子)が、なんで授業を辞めて倉吉に質問をさせてたのか?と御上に問い詰めます。
すると倉吉は自分が帰国子女だからはっきり言いたい。
でも日本では空気を読む、本音と建前の文化があり、飲み込む癖が付いた。
そんな自分が嫌になってたけど、神崎の話が聞きたからだったと答えました。
優等生の櫻井の想い
それを聞き、もういいと教室を出ていく櫻井。
その様子を残念に思いながらも、倉吉は教壇の前に向かい英語で御上にお礼を言います。
そんな倉吉に英語で励ましの言葉を御上は伝え、生徒たちも好意的にそんな二人の様子を見ていました。
一方、櫻井を追って屋上に小栗(安斉星来)がやってきます。
落ち込んでいる櫻井を励ます小栗。
「櫻井は誰よりも頑張っているから堂々としていいんだよ」
放課後、ゲームセンターにいる富永(蒔田彩珠)は、東雲(上坂樹里)と合流。
向かった先は東雲の自宅でした。
「母と離婚した父と話したい」と相談を受けて、二人で会いに来たのでした。
インターフォンを押しても返答がないので、裏口から入ってみるとそこには東雲の父が倒れています。
病院に搬送されて、御上と是枝もやってきました。
富永と是枝は先に帰り、東雲と御上が二人で話をすることに。
ある理由から、東雲は御上のことを拒否していたのです。
御上はお腹がすいただろうからとパンを差し出すも受け取らず、帰ればいいと言う東雲。
その頃神崎は、自宅で父親から学校でやっている新聞記者ごっこは楽しいか?と問われて何も返せずにいます。
帰宅した富永はスマホにメッセージを見ました。
それは東雲からで、明日、ホームルームで話すと書かれています。
東雲が父親の教科書問題で御上に怒りをぶつける
翌日のホームルーム。東雲は御上に追及しました。
差し出したのは父親が作った教科書。
東雲の父親はかつて中学校の国語の教師だったが今は辞めている。
「御上先生にも責任がありますよね?」
そして東雲は、生徒たちに向かって父親が倒れたと言います。
独自の教材で授業を行ったことが発覚して、文科省から学習指導要領義務違反を問われた。
結果学校を自主退職することになった。それが原因で両親は離婚した。
「文科省が決めたルールのせいで、めちゃくちゃになった家庭があるって、御上先生考えたことありますか?」
「うん・・・無いかな。家庭の平和を守るために学習指導要領があるわけじゃないからね」
そこで割り込んできたのは富永でした。
東雲の家の事情を知り、学習指導要領を読んでみた。
それが何か分からないと否定も肯定も出来ないから。
生きる力が学習指導要領のテーマ。創意工夫、思考力、個性を生かす教育などが書かれている。
一方、東雲の父親の教材も、同じようなことを意識した良い教材だと思う。
今回の問題は、教科書検定を通った教科書を使う義務を果たさなかったこと。それだけだと感じた。
学習指導要領はとても分かりづらい。それを分かりやすくした東雲の父親。
だからと言ってそれが良いとは言えない。
東雲もそんなことは分かっていました。
御上は言います。
「じゃあどうしたらいい?変えたいから。みんなに問題提起したんじゃないの?それとも僕に謝ってほしかっただけ?考えて!」
東雲は無言で御上を見つめたあと、少し時間が欲しいと言うのでした。
そこでチャイムが鳴り、みんなも考えてみようと言い御上は教室を出ていくのでした。
落ち込んでいる様子の東雲に、声をかけたのは是枝でした。
「東雲さんの名前、温(たずね)。温故知新。故きを温ねて新しきを知る」
「はい、お父さんがつけてくれた名前です」
「託されてるね~」
「そうです。なのに私・・・動揺して怒っただけで」
「そんなことない。いい問題的だったと思う」
「なんか悔しいです」
そう言って涙する東雲を皆が見つめています。
そして神崎も何かを感じている様子。
次元の部屋で見つけた衝撃の画像
そんな神崎は放課後、次元(窪塚愛流)に誘われて、次元の実家に行くことに。
二人を追いかけてきた富永も一緒。
自動車整備工場の営む次元の実家は裕福なようで、次元は自室に最新のPC設備を揃えています。
次元(つぎもと)だが、読み方を変えると(じげん)だけに、パソコンにはルパン三世の声で話すAIアシスタントがあり、驚かされる神崎と富永なのでした。
次元は検察官になりたいと言い、弓弦の殺人事件についてもいろいろ自分で調べているいると言う。
そしてとんでもない画像を発見したと言い、神崎に助手にしてくれたら見せてもいいという次元。
仕方なく助手を受け入れ、映像を見せてもらうと、それは衝撃的なものだったようで・・・
御上を追求する神崎!謎の学生の正体が判明で自殺していた
夜、御上は誰かに電話しています。
「例の件、明日にしようと思っています」
学校を出た御上は、校門で御上に会います。
そしてこれは誰か?と写真を見せます。
それは先ほど次元に見せてもらった衝撃の画像。
「22年前、学校の放送室で声明文を放送したのち、自死を選択した少年がいた。あまりにも衝撃的な死は当時、後追いが出るほどの騒ぎだった。その名前は御上宏太。僕の実の兄だよ」
度々御上の前に現れる幻の少年のような存在。亡くなった兄の宏太だったのです!
「あんた、何しにこの学校に来たの。復讐?それとも・・・」
「まだ話せない」
二人は向かい合ってそれ以上は何も言いませんでした。
倭建命(やまとたけるのみこと)から謎のFAXが!
とある雑誌の編集部には、FAXが届いています。
翌朝、学校には記者が再びやってきて、御上に質問をしています。
それは神崎の新聞の最新号が送られてきたと言う内容で・・・
一方、冴島が働くコンビニにも記者が集まっていました。
溝端は記者に話しかけられ事をすぐに報告しない御上を責め、記者の情報をきくなりほかの先生は関係ないようなことを言います。
すると御上は反論。
「この問題に関係ない教師はいるんですか?職員がまず生徒に模範を示さなければいけない。自らを律するというスローガン教師は守らなくていいんですか?人の意見に耳をふさいでできる教育なんかない!」
怒る溝端が御上の胸ぐらを掴むと、そこに古代がやってきてその場は収まります。
すると職員室にFAXが届き、是枝が読み上げました。
「隣徳はくにのまほろば このくにに平川門より入りし者たち数多あり お前の不正を私は見ている 倭建命(やまとたけるのみこと)」
それを受け取った古代は、手の込んだいたずらをする人がいるものだといい、意に介さず教師たちに仕事をするように言い去っていくのでした。
FAXを鋭い視線で見つめる御上。
そしてとある墓地にやってきたのは、花束を持った悲しげな槙野でした。
誰の墓なのか分かりませんが、そんなラストで締めくくられた第3話でした。
御上先生3話ネタバレ考察!兄の死の理由や槇野との関係とは?
今回、これまで謎だった御上の過去に登場した少年の正体が兄だったことが明らかに。
何か兄の死に対する復讐や思うことがあり、教師となってこの学園にやってきたのでしょうか?
もしかしたら兄は、何か学園の不正を告発しようとしたものの、それが受け入れられずに死を選んだ可能性も。
抗議の自殺だったのでしょうか?
そして気になるラストのFAX。
あの文章を読み解く限りでは、隣徳学園に裏口入学の問題があるとか?
以下の記事では、FAXの考察を詳しくまとめてあります。
倭建命の平川門より入りし者たちの意味考察!御上先生で裏口入学の不正を告発?
そのFAXを送ったのは、まさか御上でそこに官僚仲間の槙野が関わっているのかも?
ラストのお墓はおそらく御上の兄のものだと予想します!
そして敵のふりをしている御上と槇野ですが、それは芝居で周囲にそう見せかけている可能性もあると思いました。
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