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オードリー旅館『椿屋』のモデルは「駿台荘」脚本家・大石静の実家？

朝ドラ「オードリー」

再放送中のNHK朝ドラ「オードリー」で岡本綾さん演じるヒロイン佐々木美月の家の隣にある旅館「椿屋（つばきや）」のモデルとは？「オードリー」の旅館・椿屋の実在モデルは脚本家の大石静さんの実家の「駿台荘」なのかご紹介です。

目次

朝ドラ「オードリー」とは？旅館・椿屋が舞台の物語

朝ドラ「オードリー」とは？椿屋で育ったヒロイン

京都・太秦。産みの親と育ての親、2人の母に育てられ、アメリカ帰りの父からは“オードリー”と呼ばれて育った佐々木美月。映画に興味を持ち、両親の反対を押し切って大部屋女優に。その後、挫折を経て映画監督になるまでを、戦後の映画・テレビの歴史を重ねて描いた。

引用元　NHK

NHK BS・BSプレミアム4Kで2024年に放送中の朝の連続テレビ小説「オードリー」。

朝ドラ「オードリー」初回放送は、2000年10月2日から2001年3月31日まで、全149話放送された、第63作目となるNHK連続テレビ小説。

ヒロインを岡本綾さん、ほかには賀来千香子さん、堺雅人さん、佐々木蔵之介さん、大竹しのぶさんなどがご出演されました。

ヒロインが子役から変わるまで、長かったですよね～。

ヒロインの美月（岡本綾）は京都に生まれ、隣家の老舗旅館「椿屋」の経営者、滝乃（大竹しのぶ）をお母ちゃま、実の母である愛子（賀来千香子を「ママ」と呼ぶ、複雑な環境で育ちます。

父親の春夫（段田安則）は美月を「オードリー」と英語名で呼び、美月を勝手に自分の子どものように扱う、滝乃のことも放置しています。

にわかには信じられない環境ですよね～。

映画の世界に魅せられた美月。ふたりの母親の反対を押し切り、映画の世界に飛び込みますが、さまざまな困難がヒロインを待ち受けていました・・・。

ヒロイン佐々木美月とは？あらすじネタバレは？

朝ドラ「オードリー」ネタバレをカンタンにご紹介します。

高校を卒業した美月（岡本綾）は女優になると決め、滝乃（大竹しのぶ）と春夫（段田安則）の反対を押し切り、大京映画の社長、黒田（國村隼）に直訴し、大部屋女優として採用されます。

そこでは数々のいじめが待ち受けていましたが、映画『無頼人』に端役で出演することになった美月。

共演者の俳優、錠島（長嶋一茂）と恋に落ちますが、滝乃や両親からも反対されてしまいます。

『無頼人』は興行的にコケ、大赤字となった大京映画。リストラが進められ、美月は錠島と駆け落ちしようとしましたが、錠島は現れませんでした。

錠島を主人公にした『惨殺浪人・夢死郎』が企画され、美月は許嫁の役に抜擢されましたが、ふたりの息が合わずNGを連発。

企画した杉本（堺雅人）が執念で作り上げ、「夢死郎」は高視聴率をマークしました。

ですがドラマに触発された事件が起こり、続編は頓挫となり錠島は大京映画を去り、杉本は助監督に降格。美月も女優の仕事はなくなってしまいます。

大京映画の撮影所が閉鎖となり、会社は黒田、杉本、関川（石井正則）の3人で再出発することに。

滝乃の元恋人、麻生（沢田研二）がやってきて、滝乃にプロポーズ！

麻生については、以下の記事でご紹介しています。

オードリー麻生祐二役は沢田研二！ネタバレは滝乃【大竹しのぶ】と驚きの展開

若いころ滝乃が好きだった春夫は動揺し、そんな春夫に失望した愛子（賀来千香子）は離婚を切り出しました。

旅館を畳むという滝乃に、美月は自分が継ぐと宣言。滝乃が麻生を選んだことで、春夫はショックを受けアメリカに逃避します。

のちに春夫は日米合作映画の話を持って帰国。監督には杉本、主演は錠島が決定しました。

ところが撮影は中断となり、春夫は失意のなか急逝してしまいます。

滝乃が麻生と別れ、5年ぶりに椿屋に戻ってきました。

滝乃は女将に復帰し、美月はまた大京映画でアルバイトとして働き始めます。

滝乃や愛子たちに平穏が訪れていましたが、滝乃が心筋梗塞で亡くなりました。

大京映画の社長となった杉本は、美月を監督に指名し「宮本武蔵」の映画を作るよう指示。

美月は杉本や錠島たちに支えられながら、映画『MUSASHI』を完成させました。

おわり

ヒロイン美月は、ふたりの母親に育てられ、反対されながらも大部屋女優に。

そこで俳優と恋に落ちますが、その恋は実らず・・・。

映画会社が縮小され旅館の女将になりましたが、女将が戻ってきたのでまた映画業界に復帰。

最後に映画監督になり、映画を制作するーというストーリーでした。

波乱万丈なヒロインの人生でしたね。美月の人生で欠かせない旅館「椿屋」。モデルは実在するのでしょうか？

オードリー旅館『椿屋』のモデルは「駿台荘」で脚本家・大石静の実家？

ヒロイン美月のモデルは大石静？

大石静（おおいし　しずか）さんは1951年生まれで、現在72歳です。

この朝ドラ「オードリー」原作者の、大石静さんこそが美月のモデルだといわれています。

売れっ子脚本家の大石静さん。『セカンドバージン』『大恋愛〜僕を忘れる君と』など、多くの恋愛ドラマを手掛け「ラブストーリーの名手」と呼ばれています。

大石静さんは駿河台にあった旅館「駿台荘」と、となりの実家で生まれ育ちました。「駿台荘」は大石静さんの養母がオーナーです。

この複雑な環境、モデルに近いといえますね。

大石静さんは大学卒業後、女優を志し青年座研究所に入所しました。

ですが24歳のときに甲状腺がんを発病し、間もなく舞台監督だった男性と結婚。

永井愛さんとふたりで劇団「二兎社」を立ち上げ、ふたりで女優と脚本を交互に担当されました。

本格的に脚本家として活動を始めたのは、1986年のドラマ『水曜日の恋人たち 見合いの傾向と対策』。

1991年に脚本に専念するため俳優をやめ、「二兎社」も退団されました。

2010年のNHKドラマ「セカンドバージン」は、社会現象を巻き起こすヒット作となり、数々の賞を受賞。

主演の鈴木京香さんのお相手役を務めた、長谷川博己さんの出世作でもあります。

ほかにも『家売るオンナ』シリーズ、「 星降る夜に」など、さまざまなジャンルを手がけてきました。

朝ドラは「オードリー」のほか、1996年に放送された「ふたりっ子」があります。

マナカナちゃんブームを巻き起こし、オーロラ輝子を生み出し、内野聖陽さんをブレイクさせましたね。

現在放送中の大河ドラマ「光る君へ」も、大石静さんの脚本！

最近ではクドカンこと宮藤官九郎さんとのコラボも話題に♪

このように大石静さんは脚本家になられ、朝ドラ「オードリー」のヒロイン美月は映画監督となったので、直接的なモデルではないかもしれません。

ですが大石静さんは、美月とかなり似た環境で育っています。

旅館『椿屋』のモデルは「駿台荘」で脚本家・大石静の実家？

朝ドラ「オードリー」旅館『椿屋』のモデルは「駿台荘」がかなり近いです。

当時駿河台にあった旅館「駿台荘」で、大石静さんは生まれ育ちました。

【場所】

旅館は猿楽町から駿河台、お茶の水駅方面へ抜ける女坂にあったそうです。

「オードリー」は舞台が京都なので、ここは違います。

【部屋の名前】

「オードリー」椿屋には部屋が3つ。「霞の一番」などの部屋の名前ですが、駿台荘の部屋の名前は「霞の十四番」・「富士の十五番」などという名前が付けられていました。

とても似ていますよね。

【顧客層】

「オードリー」椿屋の顧客は、主に著名な作家や映画関係者でした。

駿台荘の顧客は大石静さんによると、ほとんどが出版社が缶詰にする作家先生たちだったそうです。

お客様はほとんどが、出版社がカンヅメにする作家達。私が覚えている先生だけでも、松本清張先生、五味康介先生、五味川純平先生、開高健先生、江戸川乱歩先生、檀一雄先生など、きら星のごとき作家達が、同じ屋根の下で原稿を書いておられたわけです。

引用元　ブログ静の海

松本清張の「けものみち」に出てくる宿屋の造りは、とても駿台荘に似ていたそうです。

作家以外にも出版社の編集者や学者なども顧客だったといいます。

【従業員と宿泊者の恋】

「オードリー」では泰子（内田直）が編集者と恋に落ちました。結局結ばれはしませんでしたが、史実では編集者と従業員が恋に落ち、ふたりは結婚しているそうです。

エリート編集者との結婚で玉の輿、と騒ぎになったそうですが、従業員が顧客と結婚したのは、このときだけでした。

このように多少違いはありましたが、駿台荘と椿屋は似ているところが多く、モデルに一番近い旅館といえます。

佐々木美月役のキャスト女優の岡本綾の現在は？

岡本綾さんは2007年に芸能界を無期限休業されています。

岡本綾さんは1982年で現在のお年は41歳。東京で生まれましたが、父親を不慮の事故で亡くし、母親の実家、福島で育ちました。

幼少のころから児童劇団で活動をしていて、11歳のころの1991年に「陽炎」で映画初出演。1995年の映画「学校の階段」でヒロインを演じ注目されました。

高校生だった2000年に、朝ドラ「オードリー」ヒロイン役をオーディションによりゲット！

ヒロインのモデルともいえる大石静さんは、これまでの朝ドラのヒロインより、屈折した内にこもるタイプだと言い、岡本綾さんはその条件にクリアしたのでしょう。

岡本綾さんは高校を休学し、撮影に臨まれたそうです。

2002年に「おぎゃあ。」で映画初主演を。

2005年には「エンジン」「いま、会いにゆきます」「ブラザー☆ビート」などのドラマに出演されました。

2006年には映画「地下鉄（メトロ）に乗って」でヒロインを演じています。

2006年にスキャンダルが！飲酒運転で捕まった中村獅童さんの車に、岡本綾さんが同乗していたのです。

このとき中村獅童さんは、竹内結子さんとご結婚されていました。

この報道から女優活動をあまりされていません。

スポーツ報知の記事です。

女優の岡本綾（２４）が５月いっぱいで所属事務所を退社し、無期限の休養に入っていることが４日、分かった。所属事務所によると、岡本は昨年から「女優をやめたい」ともらしていた。年末の忘年会では「来年もお願いします！」と続　ける意思を見せていたが、今年２月の舞台「殿のちょんまげを切る女」の千秋楽後、再び休養を申し出た。

事務所は慰留したが、幼少のころから女優を続けてきた岡本は「女優として内から引き出すものがなくなり、限界を感じている。一度、見つめ直す時間がほしい」と主張し、退社が決まった。なお、事務所は「女優業から完全に引退するわけではない」としている。

引用元　スポーツ報知

中村獅童さんとのスキャンダルが、少なからず影響しているのかも・・・？

また豪州人のCMコーディネーターと交際していた、とも噂されていましたが、現在どうされているのでしょうか？

映像コンテンツ権利処理機構が、映像コンテンツ二次利用のため、岡本綾さんを探しているそうです。

もう女優復帰はないのかもしれませんね。

まとめ

朝ドラ「オードリー」に登場する旅館「椿屋」。ここはヒロイン、佐々木美月の実家の隣にあり、実家と椿屋でふたりの母親に美月は育てられます。

美月のモデルは「オードリー」で脚本を手掛けた大石静さんでは？といわれています。

大石静さんは「駿台荘」という旅館と、隣にある実家を行き来しながら育ちました。

これは美月そのままですね。

「駿台荘」には大物作家などが泊まりに来ていて、部屋の名前なども「オードリー」と似ています。

椿屋は京都で、「駿台荘」は東京など、大きな違いもありますが、モデルといってもいいと思います。

ということで「オードリー」旅館椿屋のモデルは、大石静さんの実家の隣にあった旅館「駿台荘」だと思います！

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