NHK連続テレビ小説・朝ドラ「あんぱん」はやなせたかしさんの妻・暢子さんがモデルのヒロイン・朝田のぶの物語ですが時代背景や時代設定や年代とは?「あんぱん」の時代背景と時代設定・年代・年表を時系列でご紹介!昭和初期からスタートします!
朝ドラ【あんぱん】年代は昭和時代からスタート!
朝ドラ「あんぱん」はやなせたかしとその妻の物語
朝ドラ「あんぱん」は第112作目の連続テレビ小説!
大人気アニメ・あんぱんまんの作者・やなせたかしさんと妻・暢子さんがモデルの夫婦の物語を実話をもとにしたフィクションです。
脚本を担当するのは、朝ドラ「花子とアン」大河ドラマ「西郷どん」や「ドクターX」シリーズで知られる中園ミホさん。
【ご招待!】漫画家・文筆家・画家のヤマザキマリ@THERMARI1さんと、NHK連続テレビ小説『あんぱん』脚本家の中園ミホさんによる講演会を熊本市で開催。住友生命健康財団主催「スミセイ ライフフォーラム 『生きる』未来を考える」5/11(日)13:30から。詳細はhttps://t.co/Vewj4UPi3L pic.twitter.com/9uu4P669kT
— 朝日カルチャーセンター新宿教室 (@asakaruko) March 7, 2025
中園ミホさんは、やなせたかしさんと子供のころに文通をしていた縁があり、朝ドラのドラマは「花子とアン」で経験されていて、大変なことがわかっていたのでオファーを受けるかどうか迷っていたそうですが、やなせたかしさんがモチーフであればぜひ書きたいと思ったそうです。
以下はストーリーです。
【物語】
昭和のはじめ頃、高知の町中をものすごい勢いで走る少女がいました。「ハチキンおのぶ」こと、朝田のぶ(あさだのぶ)です。
一方、幼い時に父を病気で亡くした柳井嵩(やないたかし)は、伯父の家に引き取られ、そこでのぶに出会います。二人を結びつけたのは、一個のあんぱんでした。
戦争の足音が近づく頃、女学校に通っていたのぶは周りと同様に、妄信的な軍国少女になっていました。やがて戦争が始まり、嵩は出征。嵩は弟・千尋(ちひろ)を戦争で亡くし、のぶも最愛の人を亡くしました。女学校を卒業し、のぶは戦争で全ての価値観が変わり、「何が正しいかは自分で見極めなければならない」と新聞社に女性初の記者として就職。戦後、クズ拾いの仕事を辞めた嵩が新聞社に入社してきて、二人は同じ雑誌の担当に。嵩は東京で漫画家を目指したい気持ちがありつつも、生活していけるか不安でした。のぶはそんな嵩に「あなたも後から来なさいよ。先に東京に行って待ってるわ」と告げ、新聞社を辞め上京。のぶを追いかけ上京した嵩と、六畳一間のオンボロアパートでの生活が始まります。お風呂はなく、トイレは共同。トイレの天井には穴があき、雨の日は傘をさして入らなければいけないが、晴れた夜には星が見える。そんな暮らしをおもしろがり、「どんな環境でも楽しめるこの人と一緒にいたい」と二人は結婚。『手のひらを太陽に』『アンパンマン』が世に出るのは、まだまだ先のことですー。「あんぱん」は、そんなお二人の波乱万丈の人生を元に描かれます。
引用元:公式サイト
あんぱん年代は昭和初期からスタート!
そして朝ドラ「あんぱん」の1週目から2週目にかけては、ヒロイン朝田のぶと、やなせたかしさんがモデルの柳井崇の子供時代の出会いが描かれます。
以下の記事では1週目、2週目で登場する子役キャストをご紹介しています。
あんぱん子役キャスト一覧!弟・千尋(ちひろ)や妹役・うさ子役など
そんな子供時代の年代は昭和初期です。
あんぱん時代背景と時代設定を時系列で【昭和初期:小学生時代~女学校時代】
1927年(昭和2年) 8歳の小学校2年生
1週目から2週目はヒロインのぶこと、後に夫となる崇の小学校2年生時代が描かれます。のぶこは8歳です。
たかしやのぶこの子役キャストは以下の記事でご紹介しています。
あんぱん柳井嵩(たかし)の子役は木村優来!子供時代のキャストは誰?
あんぱん【朝田のぶ】子役は永瀬ゆずな!ヒロインの子供時代キャスト
そしてまだ幼い2人ですが、母親や父親との悲しい別れを経験します。
以下の記事では1週目のあらすじをご紹介しています。
あんぱん1週ネタバレ!父親の死亡と母親との別れの実話とは?【子供時代】
1927年の昭和2年と言うことで、昭和4年にはウォール街暴落世界恐慌が始まり、後に日本にも影響して不況が本格化してきます。
昭和7年には犬養毅が暗殺された5.15事件が起きています。
1935年(昭和10年)女学校に入学
3週目はのぶは高等女学校の最終学年である5年生に成長し、ついに今田美桜さんと北村匠海さんが登場。
のぶは、小学校の先生になりたいと思い、女子師範学校に進むために猛勉強をはじめます。
一方、たかしは、再婚して、自分の前から去ったものの、再び現れた母親のために、高知第一高等学校への入学を目指し猛勉強。
のぶとたかしは2人で受験をすることになるわけですが、のぶが合格、たかしは不合格となってしまいました。
昭和8年にはヒトラーがドイツの首相に就任。また昭和9年は忠犬ハチ公像完成した年でもありました
あんぱん時代背景と時代設定を時系列で【日中戦争:女子師範学校】
1936年(昭和11年) ~1938年(昭和13年)女子師範学校時代
のぶは、女性師範学校に入学して寮生活をして無事に合格。地元の小学校への入学が決まります。
たかしは「絵を描いて生きていきたい」と決意して猛勉強をして、東京高等芸術学校に見事合格をし図案科に入学します。
そして、のぶは女性師範学校を卒業し地元の小学校への入学が決まります。
1937年は日中戦争が勃発。日本にはヘレンケラーが来日しました。
また1938年にはドイツでユダヤ人の迫害が始まります。
のぶの周囲でも徐々に戦地に召集されていく人が出てきます。
あんぱん時代背景と時代設定を時系列【第二次世界大戦:戦争時代に突入】
1940年(昭和15年)結婚後、皆が戦争に行ってしまう
のぶはお見合いをした若松次郎からプロポーズされて結婚。
たかしの父親変わりだった伯父の寛が死亡。たかしは、のぶの結婚をしりショックを受けました。
1939年には第二次世界大戦勃発。
そして1941年の真珠湾攻撃とともに太平洋戦争がスタート。
のぶやたかしの周囲の人たちがどんどん戦地に行ってしまう暗く辛い時代が始まります。
小学校は「国民学校」と改称。
また一等機関士の、のぶの夫も兵隊や軍需物資を運ぶために乗船することに。またついに、たかしにも召集令状がきて、出征します。
1942年(昭和17年)~1945年(昭和20年)戦争が激化そして終戦
のぶの大事な人たちが次々と戦死。
戦争が激化して、1943年には学徒出陣、東京上野動物園では猛獣の殺処分が行われます。
そして1945年には、東京大空襲、原爆投下、終戦を迎え、GHQ占領政策が始まります。
のぶとたかしは、周囲の大切な人たちを失い、どん底の中、故郷で再会します。
現在わかっているのは、ここまでのストーリーです。
あんぱんの崇のモデル・なせたかしの年代・年表まとめ
そして以降では、崇のモデルのやなせたかしさんの年代・年表をまとめていきます。
1919年(大正8年) 0歳 高知県に誕生
1921年(大正13年)5歳 父親の清が単身赴任先の中国のアモイで死去
1925年(大正14年)6歳 高知市立第三小学校に入学
1926年(昭和1年)7歳 母親の再婚で伯父の寛の家に引き取られる
1937年(昭和12年)18歳 東京高等工芸学校図案化(現在の千葉大学工芸部)に入学
1940年(昭和15年)21歳 伯父の寛が死去・東京田辺製薬の宣伝部に入社。召集令状が届く
1941年(昭和16年)22歳 小倉の第十二師団西部野戦重砲七十三部隊に入隊。
1943年(昭和18年)24歳 中国大陸に送られる。
1943年(昭和19年)25歳 弟の千尋が23歳の若さで戦死
1945年(昭和20年)26歳 上海郊外で敗戦を知る
1946年(昭和21年)27歳 帰国後、高知新聞に入社
1947年(昭和22年)28歳 高知新聞を退社して東京へ。小松暢と同居を始める(翌年結婚)。日本橋三越の宣伝部に入社。のちに「独立漫画派」のメンバーとして副業で漫画を描くようになる。
1953年(昭和28年)34歳 三越を退社。フリーの漫画家になる。「独立漫画派」から「漫画集団」にうつる。
1960年(昭和35年)41歳 永六輔演出のミュージカル「見上げてごらん夜の星を」の舞台美術を担当。
1962年(昭和37年)43歳 作詞した「手のひらを太陽に」にいずみたくが曲をつける
1964年(昭和39年)45歳 現在のテレビ東京の連続テレビ映画「ハローCQ」の脚本を手掛け、NHKのテレビクイズ番組「まんが学校」に講師役としてレギュラー出演。
1967年(昭和42年)48歳 文化放送の「現代劇場」でラジオドラマ「やさしいライオン」がオンエアーされる。
1970年(昭和45年)51歳 初監督アニメ映画「やさしいライオン」(制作:手塚治虫)が公開。
1973年(昭和48年)54歳 責任編集した詩の季刊誌「詩とメルヘン」が刊行され、好評のため間もなく月刊化。絵本「あんぱんまん」が「キンダーおはなしえほん」の10月号として出版される。
1975年(昭和50年)56歳 「それいけ!アンパンマン」がハードカバーの絵本として出版。
1988年(昭和63年)57歳 日本テレビ関東ローカルで「それいけ!アンパンマン」のアニメ放送がスタート!
1991年(平成3年)72歳 勲四等瑞宝章を受章。
1993年(平成5年)74歳 妻の暢が死去。
2007年(平成3年)88歳 横浜市に「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」開館。
2013年(平成25年)94歳 兵庫県神戸市に「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」開館。都内の病院で心不全のため死去。
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