NHK連続テレビ小説・朝ドラ「あんぱん」で今田美桜さん演じる朝田のぶの父親・朝田結太郎が死亡するのですが死因とは?朝田結太郎の死因について、なぜ死亡したのか?モデルの小松暢の父・池田鴻志さんの史実からご紹介します。
【あんぱん】のぶの父親・朝田結太郎とは?
朝ドラ「あんぱん」とは?やなせたかしと妻がモデルの物語
朝ドラ「あんぱん」はアンパンマンの作者・やなせたかしさんと妻・暢さんがモデルの実話をもとにしたフィクションです。
ヒロインは妻・暢のモデルの朝田のぶ。のぶが夫となる、柳井崇を支えて「アンパンマン」が世に出るまで支えていくストーリー。
子供時代に出会った2人ですが、波乱万丈な人生を歩んでいくことになります。
◆物語
昭和のはじめごろ、高知の町中をものすごい勢いで走る少女がいました。「ハチキンおのぶ」こと、朝田のぶです。一方、幼いときに父を病気で亡くした柳井 嵩(やない・たかし)は、叔父の家に引き取られ、そこでのぶに出会います。二人を結びつけたのは、一個のあんぱんでした。
戦争の足音が近づくころ、女学校に通っていたのぶは周りと同様に、妄信的な軍国少女になっていました。やがて戦争が始まり、嵩は出征。嵩は弟・千尋(ちひろ)を戦争で亡くし、のぶも最愛の人を亡くしました。女学校を卒業し、のぶは戦争で全ての価値観が変わり、「何が正しいかは自分で見極めなければならない」と新聞社に女性初の記者として就職。戦後、クズ拾いの仕事を辞めた嵩が新聞社に入社してきて、二人は同じ雑誌の担当に。嵩は東京で漫画家を目指したい気持ちがありつつも、生活していけるか不安でした。のぶはそんな嵩に「あなたも後から来なさいよ。先に東京に行って待っているわ」と告げ、新聞社を辞め上京。のぶを追いかけ上京した嵩と、六畳一間のオンボロアパートでの生活が始まります。お風呂はなくトイレは共同。天井には穴があき、雨の日は傘をさして入らなければいけないが、晴れた夜には星が見える。そんな暮らしをおもしろがり、「どんな環境でも楽しめるこの人と一緒にいたい」と二人は結婚。『手のひらを太陽に』『アンパンマン』が世に出るのは、まだまだ先のことです──。
引用元:公式サイト
1週目から2週目はヒロインのぶとたかしの2人が出会う子供時代からスタート!
かわいい子役キャスト陣が登場します。
以下の記事では子役キャストをご紹介しています。
あんぱん子役キャスト一覧!弟・千尋(ちひろ)や妹役・うさ子役など
のぶの父親・朝田結太郎とは?加瀬亮演じる
朝田 結太郎
あさだ ゆうたろう
商事会社に勤め、仕事で各地を飛び回る。妻と娘3人をとても大切にしている。
引用元:公式サイト
朝田 結太郎(あさだ・ゆうたろう)は、ヒロイン朝田のぶの父親で実家は石屋を営んでいるものの、家業を継がずに商事会社に勤めています。
以下の記事では実家の石屋についてご紹介しています。
日本各地や海外に出張する多忙な日々を送っていて、進歩的な考えを持ち、勝気なのぶを温かく見守ってくれるやさしいお父さんです。
そんな朝田結太郎ですが、モデルはいるのでしょうか?
朝田結太郎の死因をモデルの池田鴻志から!なぜ死亡した?
有名大手商社勤務のエリート
朝田結太郎モデルは、のぶのモデル・小松暢さんの父親の池田鴻志(いけだこうし)さんだと思われます。
1885年に安芸市で生まれた池田鴻志さんは高知商業学校(現在の高知商業高校)、関西法律学校(現在の関西大学)を卒業されて、1916年に鈴木商店系列の九州の炭鉱会社に入社します。鈴木商店といえば、当時日本一と言われた総合商社だったとのこと。
入社後、すぐに鈴木商店に引き抜かれ大阪木材部に異動。そして翌年の1917年に主任に昇格し、2019年に釧路出張所長となっていました。
釧路の政財界で活躍した約120人の評伝をまとめた「釧路の人物」(1922年刊、釧路日日新聞出版)に顔写真入りで紹介されていたと言う、池田鴻志さん。それだけ優秀だったことがわかります。
引用元:公式サイト
小学生入学前後に死亡!死因はなぜ死亡した?
お父様が有名商社で働いていたことから、暢さんは幼いころから毛皮のコートを着るなど、裕福な暮らしをされていました。
そんな暢さんの父親・池田鴻志さんですが、暢さんが小学校の入学前後に亡くなってしまうのでした。
やなせたかしさんも父親を幼いころに亡くしていて、共通していますね。
ちなみに池田鴻志さんの死因については、はっきりとわかっていません。
そもそも暢さんに関する情報が少なく、やなせさんの元秘書で、暢さんと親しかったやなせスタジオ代表の越尾正子さんの証言で「(池田鴻志さんは)小学校の頃になくなったらしい」と言うことしかわかっていません。
以下の記事では、やなせたかしさんの父親についてご紹介しています。
では、ドラマ「あんぱん」では父親の死はどのように描かれるのでしょうか?
「あんぱん」のぶの父親が死亡のネタバレと死因とは?
そんなのぶの父親・結太郎ですが、史実通り、のぶが小学生のころに死亡してしまうネタバレをご紹介します。
以降では、1週目のあらすじをご紹介します。
昭和初期、家族の愛情をたっぷり受けて育った少女が高知の町中を勢いよく駆けていく。「ハチキンおのぶ」こと朝田のぶ(永瀬ゆずな)である。商事会社で国内外を飛び回る父・結太郎(加瀬亮)を迎えに駅舎に駆け込んだのぶは、勢い余って少年にぶつかってしまう。少年の名は柳井嵩(木村優来)。彼は、父(二宮和也)を病気で亡くし、母・登美子(松嶋菜々子)と共に伯父・寛(竹野内豊)を頼って御免与町にやってきたのだった。
引用元:公式サイト
1話では、仕事で出かけていたのぶが大好きな父親・結太郎を駅に迎えに行き、柳井崇と出会うことになります。
その後、崇はのぶと同じ小学校に転入します。
嵩はクラスメイトからお弁当を奪われ、突き飛ばされてしまいます。崇をかばって助けてあげたのぶですが、お礼を言う嵩に、のぶは「あんたみたいなヘナチョコ見とられん」と言ってしまいます。
その後、嵩は父親を亡くし、引っ越してきたことを知り、反省するのぶ。
そんな中、朝鮮半島に出張に行くことになった父親の結太郎。
結太郎はのぶに「女子も遠慮せんと大志を抱け」と言い、出発していきました。
しかし・・・一月後、結太郎は心臓発作により船上で死亡してしまいます。
ドラマでの死因は心臓発作でした。
なんと、モデルの史実通りに、死亡してしまう結太郎。
スタートしたばかりの1週目で悲しい出来事がヒロインを襲う展開です。
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