2025年3月5日放送の水谷豊さん主演のドラマ「相棒シーズン23」エピソード18話最終回スペシャル前編「怪物と剣」のあらすじネタバレと考察をご紹介します。一岡知事と謎の男たちの関係や南井の息子説など「相棒23」18話のネタバレ考察とは？
【相棒23】18話あらすじネタバレ！闇バイト匿流事件は都知事の陰謀？
最終回スペシャル前篇
第18話「怪物と聖剣」
相次ぐ強盗の裏に巨大な陰謀が!?
日本を揺るがす怪事件の序曲が始まる匿名流動型犯罪の統合捜査本部に駆り出された右京（水谷豊）と薫（寺脇康文）は、ここ2か月で相次いでいる4件の住居侵入・強盗事件を担当。被害者への聞き込みから、右京は橋迫倫子（愛希れいか）という都議の家だけ、犯行の様態が特殊なことに気づく。事情を聞くと、倫子の事務所に都の公共事業や助成金に関する怪文書が送られてきていたことが判明。それは都の税金が不可解な形で100億円以上も流出していることを示すものだった。一連の事件が巨大な利権と絡んでいる可能性を感じた右京と薫は、都知事の一岡（片桐仁）を直撃。しかし、取りつく島なくかわされてしまう。その頃、事件と何らかの接点がありそうな木原健二（平山祐介）という男や、不自然に右京に接触してきた浦神鹿（毎熊克哉）という男など、謎めいた存在が静かに動き始めていた。
匿流絡みの事件の背後に見え隠れする巨悪
その周囲でうごめく謎の男たちの正体は…!?
特命係が想像を超える怪物と対峙する！ゲスト：毎熊克哉 片桐仁 平山祐介 愛希れいか
引用元：公式サイト
＼📣今夜9️⃣時放送／ #相棒 season23
最終回SP前篇
『怪物と聖剣』強盗事件が相次いで発生💥
背後には巨大な陰謀!?そんな中、捜査中の右京に
不自然に接触する謎の男(#毎熊克哉)が現れ…日本を揺るがす怪事件の序曲
特命係が対峙する想像を超える怪物とは？#相棒23 #aibou #水谷豊 #寺脇康文— 相棒 (@AibouNow) March 5, 2025
ついに最終回スペシャルを迎える相棒シーズン23のエピソード18の最終回スペシャル前編！
以下の記事では相棒23の18話「怪物と聖剣」のゲストキャストをご紹介しています。
相棒23最終回SP【18話】キャスト！橋迫りんこ役の愛希れいかと浦神鹿役の毎熊克哉など
そして以降では、エピソード18話のあらすじネタバレを結末までご紹介していきます。
少女と年配女性が拘束され黒塗りの部屋に！
「想像してみてください一匹の怪物を。黒く大きくそして悪をなす」
そんな杉下右京の意味深なセリフととともに、覆面の人物の目が映し出される場面からスタート。
覆面の人物は学校から帰ってきた小学生の女の子を遠くから見つめています。
女の子がカギを開けると、覆面の人物二人組が女の子を拘束。
室内に押し入り、壁やカーテンは黒く塗ってしまった様子の男たち。
室内には年配女性が拘束されていて、ソファーには女の子の姿が。
闇バイト組織・匿流の摘発
一方その頃、東京都知事・一岡が、新しいプロジェクトを壮大に発表していました。
会場には警視庁の衣笠副総監もいます。
そのイベント終了後、一岡知事が国政に進出すると我々にとっても大きな存在になるだろうと部下に話している衣笠。
そして特命係の右京と薫は、角田課長が陣頭指揮を執る匿名流動型犯罪の統合捜査本部に駆り出されていました。
特殊詐欺、強盗、殺人など膨大な犯罪に関与している可能性が高いという。
角田課長は集まった刑事たちに伝えます。
「我々の目的はただ一つ。すべての匿流犯罪グループの摘発。これは令和の頂上作戦である」
この捜査本部には捜査一課の伊丹たち、さらにサイバー対策課の土師も参加しています。
伊丹がこの捜査本部は何やら総理の肝いりだと話していると、そこに内調の社美彌子がやってきました。
「匿流犯罪グループは国民生活に深刻な影を落としている。総理は一刻も早い撲滅を希望しています」
武蔵多摩川市の連続強盗事件の捜査を担当する特命係
この大規模な匿流犯罪グループの摘発。特命係の二人が任されたのは、武蔵多摩川市で起きた強盗事件。
この地域では、最近四件の強盗事件が発生している。
被害額はいずれも少額だが、負傷した被害者もいる状況。
右京と薫が被害者宅を回ってみると、ある男性は不在で小銭を入れた貯金箱のみを取られたと言う。
別の家では母親が拘束されたが、現金が少し盗られ、陶器のツボを盗まれただけ。そのツボは家の主人が趣味で作ったもの。
犯人は目利きが出来ずプロではない可能性が高いと感じる右京。
さらに別の家では女性が拘束され、洋食器の絵皿を持ち去っていったと言う。
売ったら数万円ほど。この絵皿には通しナンバーがあるから売れば足がつくだろうと右京は思いました。
被害者の都議・橋迫りんこ宅の事件
そして四件目の被害宅。ここは都議の橋迫倫子の家で、冒頭に登場した被害者です。
橋迫がいないときに、小学生の娘の帰宅時を狙って侵入。
娘は拘束され、帰宅した祖母も拘束されてしまいけがを負ってしまいました。
深夜まで居座ったのちに犯人の二人組は立ち去った。
部屋の壁が黒塗りにされており、翌日帰宅した橋迫が母親と娘を発見し通報。
娘は外傷はないがショックで入院中。祖母は頭部を強打し現在も意識不明。
金品を持ち去った形跡は無し。
橋迫の家を調べてみると、部屋の中には封筒に入ったお札が。
そのことから、犯人は長時間居座りながらも、金品を物色していないことがわかります。
他の被害者宅は壁を黒塗りにしていないのに、橋迫家だけは黒塗りにした。
ここで右京は思います。
複数の強盗事件の中に、一つだけ本物のターゲットを忍ばせた。
都議の橋迫が何かトラブルに巻き込まれているのではないか？
事件の裏に100億超の税金の内部告発文書
直接橋迫に話を聞いてみると、匿名で事務所に送られてきたものを見せてくれます。
都の公共事業や助成金に関する内部文書。
都の税金がかなりずさんな形で多くの企業団体に流れていることが示されていました。その金額は100億をこえる。
橋迫は税金の使い方をチェックするために都議になったと言う。
前知事の談合を追求したこともある。そのときは他の都議や一岡知事も協力してくれた。
当時、一岡知事は談合を認めて謝罪会見をしていた。
その潔さで、一岡知事知事は改革派としてイメージがアップした。
しかし、この文書に関しては一岡知事やほかの都議も興味を示してくれずただの怪文書だと一蹴。
開示請求をしたところ、黒塗りだらけの書類を見せる橋迫。
「黒く塗られた部屋を見たとき、この黒塗りの文章を思い出しました」
右京は100億をこえる利権を橋迫がつぶそうと考えているのであれば、何が起きてもおかしくないと言いました。
そして捜査本部に戻り、この黒塗りの資料を角田たちに見せます。
角田は橋迫家の家族の護衛役を捜査一課の伊丹たちに任せることに。
被害にあった橋迫の娘・ほまれの証言から犯人は「おいら」呼びとニワトリの刺青
翌日、右京、薫、出雲は入院中の橋迫の娘に話を聞きに行きました。
犯人の特徴はマスクをしていたのでよくわからないが、あの日のことを手帳に書いていると言う。
犯人は家にあったお菓子を勝手に食べていた。
おいらと自分のことを呼び、のりしお味のポテチが無いと怒っていた。
そして犯人は祖母を襲った時こう言っていたと言う。
「上の命令だよ。あんたらは地雷を踏んだってわけ」
部屋を黒く塗ったのは最後。橋迫が帰ってこないとなり、帰る間際にスプレーで塗っていた。
腕にはニワトリの刺青（いれずみ）があった。
この情報をもとに捜査を続ける右京と薫。
橋迫にあなたはどうするのか？と尋ねると、追及はやめて議員を辞職しようと思うと言います。
すると右京と薫は今は家族のそばにいてあげてほしいと言うのででした。
他の被害者宅に行き、犯人が「おいら」と言っていたかと聞くと、俺と言っていたと言う。
ニワトリの刺青は確認できなかった。
他の事件と橋迫の家は実行犯が別の可能性も出てきます。
そしてほかの匿流犯罪グループで摘発された若者たちの聴取をし、腕を見せてもらうも刺青は無し。
武蔵多摩川で起きた事件は、ほかの匿流事件とは別と考えるべきかと判断する右京たち。
ニワトリの刺青の謎の男
その頃、ニワトリの刺青を入れた男・木原は調理場で鶏肉を切っていました。
唐揚げにしてそれを若者たちにタダで食べさせてあげています。
その頃、右京と薫は都庁にやってきて、一岡知事に会いに来ていました。
担当者にお願いするも、黒塗りの情報は開示できないと言う。
上の判断を仰いでみると言い、上司を連れてやってくるも、上からも開示できないとの回答だからお引き取り願いたいと。
ここで引き下がらないのが特命係。
上と言われて、一岡知事に会いに行くことに！
一岡都知事に突撃する特命係
橋迫の文書を見せるも、一岡知事は紙くずだと言う。
そして開示した文書の黒塗りを剝がしてほしいとお願いするも、言っていることが分からないと拒否。
最後に一つだけと右京が尋ねます。
「あなたは都民に約束した。公文書の黒塗りを廃止すると」
しかし何も答えずエレベーターに乗っていく一岡知事。
逃げた一岡知事を見て、追いかけたくなるのが僕の悪い癖と言う右京と薫なのでした。
元検事の黒崎が説明する文書の信ぴょう性！一岡都知事の疑惑も
その夜、こてまりに行った右京と薫は、元検事の黒崎に文書の信ぴょう性を尋ねました。
黒崎はこの文書は本物だろうと言う。書類の会計金額もザルだと。資金は様々な団体にまんべんなく税金が配られている。
ここで話題は一岡知事のことに。美和子が詳しく教えてくれました。
一岡は政治家としてのキャリアはない。もともとは役者や芸人や深夜の通販番組の司会。自己啓発本を出したりもしていた。
最初はよくあるタレント候補で、知名度を上げるだけに立候補したかに見えた。
しかし前職知事が自宅の火災で亡くなったことで、一岡の勢いが加速。
政策をまとめた本がベストセラーになり、マスコミが取り上げたことで有力候補になった。
その勢いが自然なものか、人工的なものか？
もし人工的なものであれば、大きな金が流れているだろう。
そして知事に当選したのちは、過去の知事の不正を暴いた。
公約通り既存の利権政治を破壊したと見せかけ、自分がその利権の玉座に居座っている。
それを政財界の各勢力に分け与えることで、都議会を支配している。
右京と薫は、必ずこの黒塗りを剥がそうと心に決めるのでした。
2人目の謎の男・浦神鹿が登場！
後日、大河内監察官は警視庁幹部が集まる会議で、知られたくない内部文書について話をしています。
衣笠はその文書が表に出たことで、一岡知事に顔向けができないと言う。
そして一岡知事に聴取をしたのが特命係だと知り、怒り出す衣笠は一岡知事に触れるなと命令を出しました。
その頃右京は、紅茶の店で浦という男と出会います。
手に取った紅茶が美味しいかと声をかける浦。
二人は一緒に紅茶を飲むことにします。
右京に興味を抱いていろいろと質問をする浦。
右京が警察であることも言い当てると、右京は浦を「何物でもない」と指摘。
浦は自分は無職だと言い、いつか小説を書こうと思っていると語ります。
「書きたいテーマは悪」
ここにある紅茶はもともとヨーロッパの植民地支配から生まれた産物。
植民地支配は悪。でもヨーロッパの嗜好品だった紅茶が今や日本でも飲めるようになっている。
「悪によって世界が変わった。悪の恩恵を人々は受けている」
「一面を見れば。でもすべての事象は多面的ですからね」
右京は浦の主張にそう返し、そんな小説をあなたが書いたら、その時は考えると言います。
そんな右京の態度が気に入ったのか、友達になりましょうと手を差し伸べるも、右京は笑顔でティーカップを持ち上げるだけで手は取りませんでした。
スケープゴート？ニワトリの刺青の青年が死亡
一方、とある若者がニワトリの刺青を掘られていました。
その写真が送られてきて、笑っている唐揚げをあげていた男・木原。
若者が家に帰るとドアが開いていて、玄関には強盗が奪っていた洋食器の絵皿が。
するとスマホにメッセージが届き、それを売って金に換えろと書いてありました。
捜査本部には内村刑事部長がやってきて、右京と薫に一岡知事には触れるなと命令が下されます。
しかし命令に従うつもりはない様子の右京と薫。
そこに土師から連絡が入ります。それは盗まれた絵皿が出品されていると。
その出品者は清田と言う若者。
翌日、自宅に行ってみるとなんと清田はバスタブの中で血を流して死んでいたのです。
腕にはニワトリの刺青があり、「僕がやりました。反省しています」という張り紙も。
清田は18歳。明らかに主犯ではなくあくまでもスケープゴートだと言う右京。
清田の自宅近くには警察が来ていることから、人だかりができていました。
その中の一人の男がスマホで撮影しています。首にはひっかき傷があります。
総理になることを宣言する一岡都知事
その動画を受け取ったのは、キッチンカーで唐揚げを作っている木原。
炊き出しの会場にいるようで、近くには一岡知事の姿も。
若者に寄り添っている一岡知事の様子を見て、木原は笑顔を見せます。
その頃、橋迫の娘は無事退院することに。
護衛をしてくれた捜査一課の面々に感謝する橋迫は、これからも都議として文書追及をすると右京たちに伝えました。
その頃、一岡知事は会見をしていました。
「グレイテス都プロジェクトを、グレイテスト日本にアップデートします」
なんと国政に進出すると言うのです。
目指すは総理の椅子一つ！！
そんな一岡知事の会見を見て右京は言いました。
「この男、ここで止めないと大変なことになる」
ここで場面には謎の怪物が映り、右京の語りが。
「この怪物には一つの胴体からいくつもの頭が生えている」
「与党、野党、財界、官僚、イデオロギーや宗教、外国の思惑。表向き分断しているかのような勢力が大きな利権を分け合うために共生している」
「頭同士には戦いが存在し、勝ち残った頭は主導権を握り、一番大きな餌を食らう。その他の頭もおこぼれを食らい結果的に胴体は太り続ける」
「この怪物の餌は税金だ」
そして会見を終えた一岡知事は、料亭にやってきました。
居並ぶその方面の大物たちの中に、社や衣笠の姿も。
「今夜はこの一岡が日本の未来を語る夜」
総理の姿が見えないと言うと、代わりに私が来たと社が言います。
すると会場にもう一人の男が。
一岡と対面する席に座ったのは、右京が紅茶店で会った浦でした。
「どうも」と言い、手酌で瓶ビールを注ぎ飲み始める浦。
翌朝、福田元気という20歳の若者の遺体が高架下の用水路で見つかります。
スマホには武蔵多摩川市の事件と関与しているメッセージが！
そんなラストで締めくくられて、次回に続く展開となった相棒18話でした。
【相棒23】18話考察！一岡知事と謎の男の関係と南井の息子説も！
片桐仁さん演じる一岡都知事、そして右京に接近してきた謎の男・浦神鹿（毎熊克哉）と明らかに強盗事件の主犯だと思われる、トリの刺青をした木原健二 （平山祐介）との関係が気になるラストでした。
刺青の男・木原は一岡都知事から命じられて、都議の橋迫倫子（愛希れいか）の自宅を襲った？と予想できるのですが、正体が更に不明な浦神鹿に関しては、一体どんな役割なのか不明です。
そんな中、こんな声が。
浦神鹿… なーんか引っかかるんだよなあ
黒幕じゃないかとか、そういう事じゃなくて、なーんかねえ…
右京さんとデンメアさんで紅茶談義に花を咲かせたりもそうだけど、普通スコットランドヤードでとかスラッと出ますかね？
まさか南井十の息子とか…いやいや…#aibou #相棒 #相棒23— イングラム (@Ingram_) March 5, 2025
浦神鹿からはどうにも南井っぽさを感じるんだよな……右京さんと出会ったのも絶対偶然じゃない#相棒23 pic.twitter.com/6cQM2cOlE9
— 杉城十薬 (@jyuyakusugisiro) March 5, 2025
右京とスコットランドヤードの関係性に言及するの意味深
南井の後継者だったりする？#相棒23— つくし (@hikaru_tsukushi) March 5, 2025
ここで名前が浮上したのは、過去に何度も登場している右京の因縁の相手・伊武雅刀さん演じる南井十。
南井は元スコットランドヤード警部で、過去に右京が停職中に渡航した、ロンドン研修中時代にパートナーを組んだ人物。
いつの間にか人の心を開かせ、容疑者が自供を始めてしまうほどの優れたプロファイリング能力があり、実は犯人の心を操作して、何件もの殺人を起こしていることが判明。
またその犯人を自殺するように仕向けていました。しかし証拠もなく、南井は野放し状態。
しかしのちに、南井は行方不明になり、死亡する展開に。しかし遺体は見つかりませんでした。
ところが、相棒22の12話には、南井が生きている！？と思われる事件が発生。南井の姿は見えなかったものの、南井のことを「父さん」と呼ぶ謎の男が登場し、その息子かもしれない人物が殺人事件を操っていた？と思われるところで終わりました。
以下の記事では南井と息子説について詳しくご紹介しています。
【相棒】南井の息子って本当？死亡確定と最終回で再登場の可能性も
このことから、南井の後継者や息子がいるのでは？と思われています。
この南井の後継者が浦神鹿（毎熊克哉）では？と言う声が。
確かに、南井の謎はまだ不明のままなので、伏線回収がどこかでされると思うので、可能性はあるかもしれません！
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